デンマークの国旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デンマークの国旗はダンネブロ (Dannebrog) と呼ばれ、赤地に白のスカンディナヴィア十字を描いた旗。伝説では1219年6月にヴァルデマー2世がエストニア軍とリュンダニの戦いの最中、空から降ってきたとも、ローマ帝国皇帝からこの旗を授かった処、それまで苦戦していた戦いが形勢逆転し勝利したとも伝えられている。この旗は北欧諸国でよく使われる、「スカンディナヴィア十字」の基ともなった。
政府や海軍が使用する際は、フライ側を燕尾型にする。スカンディナヴィア十字の中心が旗竿側にずれているのは、燕尾型にしたときに中央に見えるようにするためである。