トーホウエンペラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 青毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1996年5月11日 |
死没 | (現役種牡馬) |
父 | ブライアンズタイム |
母 | レインボーブルー |
母の父 | ノーリュート |
生産 | 千葉飯田牧場日高分場 |
生国 | 日本(北海道門別町) |
馬主 | 東豊物産(株) |
調教師 | 千葉四美(岩手競馬) |
競走成績 | 33戦20勝(内中央3戦0勝) |
獲得賞金 | 3億4528万円 |
トーホウエンペラーは岩手競馬の競走馬である。東京大賞典、マイルチャンピオンシップ南部杯などダート戦線を中心に活躍し、2001年、2002年と2年連続してNAR年度代表馬に選ばれた。生涯で菅原勲、村上忍、村松学、小林俊彦らが騎乗。
幼少期は体質が弱く、競走馬としてのデビューすら危ぶまれた。ようやくデビューがかなったのは1999年、4歳(旧年齢表記)の大晦日、最下級条件からのスタートであった。しかしこのレースを含め翌2000年にかけて9連勝を飾り、一躍岩手のトップクラスに名を連ねる。このあと連勝は途切れたものの、年末の大一番である桐花賞で重賞初制覇を飾り、名実共に岩手のトップに躍り出る。
翌2001年、重賞のシアンモア記念を勝利すると、陣営はダート交流重賞路線に歩を進める。初戦に選んだ帝王賞では5着に敗れ、その後も惜しいレースが続くが、地元のマイルチャンピオンシップ南部杯で2着に入り、新潟の朱鷺大賞典で交流重賞初制覇。年末の東京大賞典でついに交流GI初制覇を成し遂げる。この年、NAR年度代表馬に選出される。
2002年も交流重賞路線を歩み、名古屋大賞典、マイルチャンピオンシップ南部杯に勝利。東京大賞典8着を最後に引退し、2003年1月11日には水沢競馬場で引退式が行われた。現在は静内町のアロースタッドに種牡馬として繋用されている。
2006年5月25日に産駒が初勝利をあげている。
[編集] 血統表
トーホウエンペラーの血統 (ヘイルトゥリーズン系/4代内アウトブリード) | |||
父
*ブライアンズタイム Brian's Time 1985 黒鹿毛 |
Roberto 1969 鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Bramalea | Nashua | ||
Rarelea | |||
Kelley's Day 1977 鹿毛 |
Graustark | Ribot | |
Flower Bowl | |||
Golden Trail | Hasty Road | ||
Sunny Vale | |||
母
レインボーブルー 1988 栃栗毛 |
* No Lute 1978 黒鹿毛 |
Luthier | Klairon |
Flute Enchantee | |||
Prudent Miss | Prudent | ||
Miss Glasso | |||
イーデンブルース 1974 栗毛 |
* Match Won | Match | |
Edwina | |||
スズブエ | * Harroway | ||
キュウシュウ F-No.4-d |