ドアラ

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この項目では中日ドラゴンズのマスコットについて説明しています。カメルーンの都市についてはドゥアラをご覧ください。

ドアラはプロ野球球団、中日ドラゴンズのコアラをモチーフにしたマスコット。1994年からマスコットとしてドラゴンズの数々の試合に登場している。

名古屋市とコアラの関係は深く、1984年（昭和59年）に初めてコアラが来日したのが名古屋市であり、以来、東山動植物園では一番の人気者。その人気にあやかって作られたのが、ドアラである。

[編集] 風貌・特徴など

頭はコアラ、胴体はヒトの形で、ボールのようなしっぽを有する。体色はチームカラーと同じ青色。長めの耳毛。綺麗好き。
背番号は1994。
愛らしい笑顔、ダイナミックなパフォーマンス、人間味溢れる仕草などがあいまって中日ファンから絶大な人気があるのと同時に遠征先球団ファンの中にも虜になる者が多い。
ドラゴンズマスコットのアクション担当、シャオロン＆パオロンの鈍重コンビのアクションを補うべく、スピードでは他の追従を許さない高速大回転を披露している。
また、動のパフォーマンスだけでなく、体操座り、失敗しての不貞寝など静のパフォーマンスも他の追随を許さない。
シャオロンが現れると弟が出来た兄のような扱いをうけ、しばらく冷遇されていた。
ローカルながら多数のCMにも出演。（アピタ・ユニーほか）
気弱で、引っ込み思案な性格（本人談）。
交流戦では積極的に他球場へ訪問している。また、ナゴヤドーム以外主催試合・2軍試合等積極的に訪問。

リーグ戦終盤においてはビジター戦に登場し優勝に貢献した事からファンの一部からは「救世主」の呼び名も。

他の球団選手、マスコットからもいじられキャラとして愛されている。
七回の裏には連続バク転の後、一回宙返りを試み、着地の良し悪しでドラゴンズの勝敗を占う。（実際にこの法則を最初に発見したのはつボイノリオらしい）また、ドラゴンズの選手がホームランを打つと、その喜びを表すために連続バク転のパフォーマンスを本塁の近くでして、ファンを喜ばせている。
NHK衛星第1放送でドラゴンズ主催試合を中継する際には、7回裏のドラゴンズ攻撃開始前に行われる、連続バク転が実況・解説付きで完全生放送される。最近ではリプレイ映像としてスロー再生までも行われた。しかしある解説者が「あんな大きい物を被ってバク転は大変」と発言した事から熱狂的ドアラファンからはNHKに対し中日広報から正式な抗議を行うようとの苦情も。
師匠ゴールデンドアラとの出会い・特訓がきっかけでコメディアン系のファンキーな芸風になってきた。2006年シーズン中に長机の上に横向きでうつ伏せになるなどシュール系の魅せ方にも開眼。そして、2006年シーズンオフにはグラビアアイドル級のセクシーポーズという魅せ方を会得。2007年1月オフ中の地道な仕事をこなしながら映画やアニメで忍者が雲隠れをする時の「ドロン！」ポーズをさらに会得。ドアラのパフォーマンス・スキルの進化は一向に止まらない。むしろ加速していき、果てが無い。そのため大人を中心にドアラ人気は急騰。
無表情で笑う顔、頭に対しスレンダーすぎる体、奇妙とも思えるしぐさなどからファンからは気持ち悪いとの意見もあるが、それがキモかわいいとカルトな人気がある。
ドアラデーにて司会のお姉さんに『これが有名な気持ちの悪いドアラの動き』と言われるところを見ると球団側も気持ち悪いとの認識はあるようだ。
Dragons 中日ドラゴンズ公式ブログでは、マスコット情報として、ドアラの画像がほぼ連日のように多数掲載されている。ドラゴンズ情報がメインではあるが、ドアラの情報が「一番多いかも」というスタンスで運営が続けられている。
森野将彦選手に好意を寄せている。
お得意の敬礼ポーズは映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』で青島刑事が怪我をして救急車で運ばれて行く時、道路で警備中の警察官が救急車に向かって敬礼をしていたシーンを参考にしたとのこと。
靴はドラゴンズブルーに白でカタカナの「ド」をあしらったデザイン。
ドアラの英語表記は「doala」

[編集] 誕生から現在まで

1994年　ナゴヤ球場で拾われて、マスコットになる（本人談）。
1997年　シャオロン登場。それにあわせ引退かと思われたが無事残留。
2004年　ユニフォーム新調。それにあわせて背番号が「000」から「1994」に変更。
2005年　プロ野球交流戦で全球場を訪問したのは、12球団のマスコットのうち、このドアラのみである。
2006年　5月交流戦開幕に合わせ、ビジター用ユニフォーム新調。
2006年　ゆかたデーには浴衣姿で現れる。バク転をするため裾をまくり上げいわゆる「岡っ引スタイル」でドームを沸かせる。
2006年　8月25日の中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ戦ではドアラデーとして、ドアラ中心のイベントを行ったことからも絶大な人気があることが分かる。「今日は俺が主役」のたすきをかけ登場。
2006年　仙台のフルキャストスタジアム宮城では、仮面ライダーショーに飛び入り参加して、ショッカーをやっつける。「自分がこんなに強いなんて、自分でも知らなかった」（本人談）。
2006年　DMVP（ドアラが決めるMVP）に自分を選ぶ（東海テレビナイター中継3時間スペシャルにて）。
2006年　敵地・東京ドームで落合監督のリーグ優勝の胴上げに参加。また、マスコットながら、ビールかけにポンチョを着て参加。
2006年　日本シリーズのVS北海道日本ハムファイターズ札幌ドーム3連戦に同行するも、連敗により1勝4敗で悲願の日本一ならず。ベンチ裏で落ち込み泣き崩れ、ファイターズガールに慰められる場面も。
2006年　ラスベガスへの優勝旅行には参加せず…。