ドラえもんの道具 (わ)
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ドラえもんの道具 (わ) では、藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「わ」で始まるものを列挙する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] ワープペン
ワープペンは、『ワープペン』(カラー作品集3巻に収録)に登場する。
好きな場所の名前を言いながら、このペンで壁面などに円を描くと、「どこでもドア」と同様にその円の中が超空間を通じてその場所と繋がる。小さな円なら手を突っ込んで品物のやりとりなどをすることができるし、大きな円なら人がくぐってその場所へ行き来することもできる。
[編集] Yロウ
Yロウ(わいろう)は、『Yロウ作戦』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。
Y字形に二股に分かれた、ロウソクのような形状。これを贈ると、相手はとても価値の有る物をもらった気持ちになり、贈った人の願いを何でも聞いてくれる。相手は、お願いされた事をかならず実行し、途中で取り消すことはできない。
ロウソクとして使用できるか、また、再使用できるかは不明。
道具名はおそらく「賄賂」のもじりかと思われる。1976年に発表された作品で、当時話題だったロッキード事件を題材としており、Yロウの証拠(領収書等)を元に糾弾されたジャイアンは「記憶にない」など、当時流行語ともなったセリフで追及を逃れている(ジャイアンが書いた領収書の文面も、ロッキード事件のそれをもじったものとなっている)。
[編集] わすれ鳥
わすれ鳥(わすれちょう、(まれに)わすれどり)は、『わすれ鳥』(てんとう虫コミックス12巻収録)に登場する。
鳥の形をしており、肩に止まらせておけば何かを忘れているとき「ワスレタ ワスレタ」と音が鳴り教えてくれる。
[編集] わすれとんかち
※記憶映写とんかちを参照。
[編集] ワスレバット
ワスレバットは、『ガラパ星からきた男』(てんとう虫コミックス45巻)に登場する。
現代の野球のバットと似たような形状をしている。バットの太いほうで人の頭を叩くと、その時頭で思っている事を忘れる事が出来る。逆に細いほうで叩けば、太いほうで叩かれたときに忘れたことを思い出せる。
同様の機能を持つ道具に「ワスレンボー」がある。
[編集] 忘れ物おくりとどけ機
忘れ物おくりとどけ機(わすれものおくりとどけき)は、『忘れ物おくりとどけ機』(てんとう虫コミックス24巻収録)に登場する。
テレビモニターと目測直径1メートルほどの円形の台を備えた機械。モニターに好きな場所を映し出し、台の上に物を乗せると、その物をその場所へ一瞬で送り届けることができる。
名前の通り、忘れ物を送り届けるための機械だが、のび太はこれを使って、さまざまな物を出現させる手品をしずかやスネ夫に披露した。
[編集] わすれろ草
わすれろ草(わすれろぐさ)は、『わすれろ草』(てんとう虫コミックス9巻収録)に登場する。
花と茎があり、この道具の花の部分のにおいを嗅いだ場合、嗅いだときに考えたり思っていたりした事を、一定時間忘れてしまう。うっかり、道具を使用する本人が効果や使用するのを忘れてしまうのが欠点。
この道具が機械仕掛けなのか植物なのかは分からない。
名前の由来はおそらくワスレナグサか。
[編集] ワスレンボー
ワスレンボーは、『しかしユーレイはでた!』(てんとう虫コミックス37巻収録)に登場する。
この棒で人の頭を突くと、記憶を消すことができる。握りの部分にタイマーがあり、これで時間を指定することで、現在からどの程度以前までの記憶を消すかを指定できる。
使用するときはワスレンボーを握っている必要はなく、作中ではのび太がこれを持ったまま転び、その拍子にワスレンボーを放り投げてしまい、ワスレンボーが頭に当たって自分の記憶が消えてしまった。
[編集] わらいガス
わらいガスは、『まんがか』(小学三年生1970年4月号掲載)に登場する。
漫画や絵にこのガスを吹き付けると、それを見た人にはその漫画や絵がとても面白く感じられ、息が苦しくなるほど笑い転げてしまう。効果は割りと早くに消える。
[編集] わりこみビデオ
わりこみビデオは、『わりこみビデオでテレビ出演』(藤子不二雄ランド29巻収録)などに登場する。
録画したテレビ番組の登場人物の顔に、自分や友人など好きな人物の顔をはめ込める道具。動画で簡単にコラージュを行える道具である。
家庭用テレビに使用するビデオデッキとビデオカメラで構成される。前もってビデオデッキの方でテレビ番組を録画しておく。さらにビデオカメラの方で誰かの顔を録画し、そのカセットをデッキにセットする。すると番組中の登場人物の顔に、カメラで撮った人物の顔がはめ込まれて合成される。
『ジャイアンテレビにでる!』(てんとう虫コミックス30巻収録)では、ジャイアンの「テレビに出たい」という願いを叶えるため、ドラえもんが歌番組に出演している歌手の顔をジャイアンの顔にすり替えたものの、顔だけジャイアンでは体格等に違和感があり過ぎたので使用は取りやめられた。
[編集] 悪口べに
※おせじ口べにと悪口べにを参照。