パラダイス銀河
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パラダイス銀河 | ||
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光GENJI の シングル | ||
リリース | 1988年3月9日 | |
ジャンル | アイドル歌謡 | |
レーベル | ポニーキャニオン | |
チャート順位 | ||
ゴールド等認定 | ||
売上枚数 | ||
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光GENJI 年表 | ||
ガラスの十代 (1987年) |
パラダイス銀河 (1988年) |
Diamondハリケーン (1988年) |
パラダイス銀河(-ぎんが)は、光GENJIの3枚目のシングル。1988年3月9日に発売。発売元はポニーキャニオン。
[編集] 解説
光GENJIの代表曲の1つであり、最大のヒット曲。EP盤も同時発売された。
デビュー曲『STAR LIGHT』(グループ名義)、2ndシングル『ガラスの十代』に続き、チャゲ&飛鳥(現・CHAGE and ASKA)の飛鳥涼が作詞・曲を担当。自身の作風とは幾分かけ離れた奇抜な歌詞と、当時のアイドル風潮を感じさせるポップな曲調がマッチし、現在ではカラオケの定番曲でもある。一般にも知名度は高く、官公署の祝い事などの際にブラスバンドによって演奏されることもある。
発売週の初動売上はオリコン集計で約39万枚。当時としては驚異的な数字であり、そのままビッグヒット、ロングヒットとなる。ミリオンセラーこそ達成できなかったものの、累計売上は90万枚近くまで伸ばし、同年のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録。更に2位と3位にも光GENJI(それぞれ『ガラスの十代』と『Diamondハリケーン』)がチャートインし、1978年のピンク・レディー以来2組目となる、オリコン年間チャートTOP3独占の偉業を成す。ちなみに7位にも『剣の舞』がチャートインしていた。
同年末には第30回日本レコード大賞を受賞。また、日本レコード大賞を放送しているTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』及びNTV系音楽番組『歌のトップテン』の年間チャートでは、同じジャニーズ事務所の先輩・田原俊彦の『抱きしめてTONIGHT』に及ばず2位となっている。
翌1989年には、第61回選抜高等学校野球大会入場行進曲に採用された。
編曲者の佐藤準は同曲のアレンジなどが評価され、第30回日本レコード大賞の編曲賞を受賞した。
2004年にはTOKIOによりアルバム「TOK10」の1曲としてカバーされる。
[編集] 収録曲
オリコン週間シングルチャート第1位 1988年3月21日付~1988年4月18日付 (5週連続) |
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前作: 南野陽子 『吐息でネット』 |
光GENJI 『パラダイス銀河』 |
次作: 松田聖子 『Marrakech (マラケッシュ)』 |
オリコン年間シングルチャート第1位 | ||
前年: 1987年 瀬川瑛子 『命くれない』 |
1988年 光GENJI 『パラダイス銀河』 |
次年: 1989年 プリンセス・プリンセス 『Diamonds (ダイアモンド)』 |
日本レコード大賞受賞作品 | ||
前年度 1987年 第29回 近藤真彦 『愚か者』 |
1988年 第30回 光GENJI 『パラダイス銀河』 |
次年度 1989年 第31回 Wink 『淋しい熱帯魚』 |
選抜高等学校野球大会入場行進曲 | ||
前年度 1988年 第60回 酒井法子 『夢冒険』 |
1989年 第61回 光GENJI 『パラダイス銀河』 |
次年度 1990年 第62回 相川恵理 『約束』 |