ビアンカの大冒険
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『ビアンカの大冒険』( - だいぼうけん、原題:The Rescuers)は、ディズニー制作のアニメ映画作品。アメリカで1977年6月22日に公開された。日本での公開は1981年12月。
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[編集] 概要
マージェリー・シャープの原作小説『救助者たち』と『ミス・ビアンカの冒険』を元に製作された作品。
[編集] スタッフ
- 監督:ウォルフガング・ライザーマン、ジョン・ランズベリー、アート・スティーヴンス
- 製作総指揮:ロン・ミラー
- 原作:マージェリー・シャープ
- 脚本:ラリー・クレモンズ
- 音楽:アーティ・バトラー
[編集] ストーリー
ネズミの国際救助救援協会ニューヨーク本部に、少女ペニーから瓶に入った助けを求める手紙が届いた。協会のメンバーであるビアンカとバーナードは、その手紙を受け、アホウドリ航空のオービルの背中に乗ってペニーを探す旅に出る。
[編集] 登場キャラクター
- ビアンカ
- おしゃれで好奇心旺盛なキャリアウーマンのネズミ。救助救援協会のメンバーでハンガリー代表。香水をつけている。ペニー救援の任務を受け、パートナーにバーナードを指名する。
- バーナード
- 救助救援協会で下働きをしている真面目で誠実な青年ネズミ。ビアンカとコンビを組む。縁起を担ぎ、13の数字を嫌う。オービルの飛行機も苦手で、いつも「汽車にすればよかった」と言う。態度はいつもおずおずとしているが、いざと言うときはとても勇敢な若者。続編ではビアンカにプロポースし、めでたくOKをもらう。
- メデューサ
- 派手好きでとても強欲な女性。悪魔の目を手に入れるためなら手段を選ばない。表向きは質屋。二匹の巨大ワニを従えている。
- オービル/ウィルバー(続編に登場)
- ビアンカとバーナードが乗るアホウドリ航空のパイロット兼飛行機。兄弟でアホウドリ航空を運営している。名前の由来は、飛行機を発明したライト兄弟より。
- ペニー
- 救助救援協会に助けを求めた少女。メデューサにさらわれ、悪魔の沼の洞穴に眠る世界一大きなダイヤモンド「悪魔の目」を捜すために働かされていた。さらわれる前、両親欲しさからか孤児院を抜け出した経緯を持つ。両親がほしいという願いは、終盤で叶った。老猫のルーファスから、信じれば願いは叶うという事を教えられた為、希望を最後まで捨てなかった。ぬいぐるみのテディが親友。いつも優しく話しかけている。
[編集] 声の出演
- ビアンカ - エヴァ・ガボール
- バーナード - ボブ・ニューハート
- メデューサ - ジェラルディン・ペイジ
- オービル - ジム・ジョーダン
- ペニー - ミシェル・ステイシー
[編集] 日本語吹き替え版
[編集] 関連項目
- ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え! - 続編のOVA作品。
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