ピーター・ウェラー
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ピーター・ウェラー(Peter Weller、1947年6月24日 - )はアメリカの俳優。ウィスコンシン州スティーブンスポイント出身。映画「ロボコップ」に主演したことで有名。
父親が軍のパイロットだったため、子供時代は各地を転々とする。テキサス州に落ち着き、ノース・テキサス大学で演劇を学ぶと同時に大学のバンドでトランペットも担当。大学卒業後に更にAmerican Academy of Dramatic Artsで演劇を学ぶ。
59歳の誕生日に当たる2006年6月24日、イタリアでシェリー・ストウと結婚式を挙げた。
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[編集] 主な出演作品
[編集] 映画
- 新・明日に向って撃て! Butch and Sundance: The Early Days (1979)
- バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー The Adventures of Buckaroo Banzai Across the 8th Dimension (1984) - バカルー・バンザイ
- ロボコップ RoboCop (1987) - ロボコップ(アレックス・マーフィ巡査)
- リバイアサン (1989)
- ロボコップ2 RoboCop 2 (1990)
- 裸のランチ Naked Lunch (1991)
- 愛のめぐりあい Al di là delle nuvole (1995)
- 誘惑のアフロディーテ Mighty Aphrodite (1995)
- スクリーマーズ Screamers (1996)
- デッド・リミット Diplomatic Siege (1999)
- 悪霊喰 The Order (2003)
[編集] TVドラマ
- スタートレック:エンタープライズ Star Trek: Enterprise (2001-2005) - ジョン・パクストン(異星人排斥主義者・ゲスト出演)
- オデッセイ5 Odyssey 5 (2002,2004) - チャック・タガート
- 24 -TWENTY FOUR- TWENTY FOUR (2006) - クリストファー・ヘンダーソン(ジャックの元上司)
[編集] ビートたけしとの出会い
ピーター・ウェラーが映画『リバイアサン』の宣伝のため来日した際、ビートたけしが司会を勤めるTV番組『スーパージョッキー』にゲスト出演した。ピーター・ウェラー最初は普通に(見方によってはあまり乗り気でない様子で)映画宣伝をしていただけだったが、途中からビートたけしの顔を凝視するようになり、「あなたの顔をどこかで見た事があります」と通訳を介して告げた。しばらくの間ビートたけしを見つめていたが、突然立ち上がるとビートたけしに握手を求めた。実は彼は大島渚監督作の『戦場のメリークリスマス』(邦題)を観ており、その際たけし扮する『ハラ軍曹』の演技に深く感銘を受けていたのだと告げ、偶然の出会いを心から喜んでいた。
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