トランペット
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トランペット (英:Trumpet/伊:Tromba…トロンバ/独:Trompete…トロンペーテ) は、金管楽器の一種。略称は「Tp」「Trp」など。
管の全長に対して円筒部分の割合が大きく、多くは長円状に巻かれ、その中ほどに3つ(タイン社他の製造によるものは4つ)のピストンまたはロータリー式のバルブを備える。この楽器の調性には様々なものが存在するが、最も一般的なのは変ロ調 (B♭管) とハ調 (C管) である。ハ調を除き、移調楽器である。
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[編集] 現代のトランペットの種類
[編集] 管長による分類
現在のトランペットはB♭管が標準である。(管長約147cm)之よりも短いものをショートトランペットとも呼び、約65cmのC管迄が一般的である。
- 短い方からのC管、B♭管、A管については、ピッコロトランペットと呼ばれる。大抵は、一台のトランペットにオプションパーツの組み合わせで調子が変えられるようになっている。
- 長いものは、アルトトランペット(管長2m前後)やバストランペット(管長3m)と呼ばれる。
- ショートトランペットのE♭管をソプラノトランペットと呼ぶこともあるが、もっぱら調子で呼ばれている。
- 演奏できる音域が狭くなるので、第4バルブ、第5バルブを備えて補うモデルもある。
- 標準のB♭管の長さのものを二重巻きにして、サイズを小さくしたものをポケットトランペットと呼ぶ。コンパクトで携帯に便利だが、吹奏に多少の抵抗感がある。
- 標準のB♭管は音程がもっとも安定しているので、初心者(特に楽器自体初めての人)はB♭管から始めるべきである。それでも鍵盤楽器とは異なり、指使いで正確な音程が保証されるものではないので、耳がなければ厳しい。また、楽器の良し悪しも判断できない。
- ショートトランペットは姿をB♭管に似せると、サイズが小さくなるので、第一バルブからベルまでをB♭管に合わせた形をロングモデルとも呼ぶ。
[編集] 機構による分類
現代のトランペットはそのバルブの構造によって、ピストン・トランペット、ロータリー・トランペット等に分類できる。
[編集] ピストン・トランペット
ピストン・バルブを使って管長を変化させる。現在、日本、アメリカ、フランスなどで最も一般的に使用される。音が目立つので良くソロに用いられる。ロータリー・バルブに比べて故障しにくい。
[編集] ロータリー・トランペット
ロータリー・バルブにより管長を変化させる。ドイツ、オーストリア、オランダ、北欧などでよく用いられる。日本でもオーケストラでは演奏する曲によって(主にドイツ音楽で)用いられる場合がある。一般にピストン・トランペットと比べ、重厚で厚みのある音色を持ち、音が柔らかく飛び出さず、弦楽器とよくブレンドする。クラシック音楽で用いられる。
[編集] スライド・トランペット
ソプラノ・トロンボーンと形状が似ているが異なる。機構はトロンボーンと同一で音域が一般のトランペットと同じ。多くは用いられないが、ポルタメントを効果的に使いたい場合に用いられる。ドイツなどで作られている。
[編集] シグナル・インストルメント
機能はビューグルに近いが、ベル(朝顔)は2個から4個付いていて、それを1つから2つのピストン・バルブで操作する。マウスピースはトランペットのものを使うのでここに挙げる。ドイツの楽器店でよく見かけられるが、使用例はスライド・トランペットのようにほとんど聞かれない。
[編集] 歴史的なトランペット
現在でも製造販売されている。
[編集] ナチュラル・トランペット
バルブの機構が発明され実用化される前には、管の長さを変える機構を持たず、倍音のみで演奏されていた。このトランペットをナチュラル・トランペットと呼ぶ。倍音の音と音との間隔が狭くなる高次倍音を使うため、バロック時代には現在のソプラノ・トランペットの倍の管長(長さだけをいえば、バス・トランペットやテナー・トロンボーンと同じ長さである)のナチュラル・トランペットを用い、さらに現在のトランペットの常用音域より高いニ調(D管)を常用していた。音色はテナー・トロンボーンの最高音域を想像すれば、当たらずとも遠からずである。ナチュラル・トランペットのために書かれた楽譜を現在のソプラノ・トランペットで吹くと、高音域では輪郭が際だちすぎたキツイ音色となり、中低音域ではまとまりのない拡散気味の音色になってしまう(メンデルスゾーンの『結婚行進曲』冒頭のファンファーレなど)。
[編集] ロマン派の時代のトランペット
ロマン派の時代には、ヘ調(F管)でバルブを持つ長管のトランペットが多用された。現代のソプラノ・トランペットより長く、ヘ調(F管)のアルト・トランペットと同じ長さであるが、常用音域はその1オクターブ上の領域であった。
[編集] トランペットの原点
[編集] 原初(中世まで)
トランペットの発達はトランペットだけに留まったものではなく、他の金管楽器と関連して発達してきた。金管楽器の祖先は新石器時代のメガフォン型ラッパにさかのぼり、エジプト王朝時代には金属製の軍用ラッパがすでにあった。この時期までの楽器はホルンともトランペットとも分類できず、むしろ単にラッパの祖先と説明した方が適切である。ただ、旧約聖書時代イスラエルにあったとされるヒャショゼラー(hasocera)やヨーベル(jubel)という20cmぐらいの長さの直管ラッパと、後のアッシリア時代に描かれている直管のラッパなどは、比較的トランペットの始祖としての性格が強い。
ホルン(角笛)から分かれてはっきりトランペットの祖先といえる楽器は、ギリシア・ローマ時代になって初めて出現する。ギリシアではサルピンクス(salpinx)、ローマではトゥーバ(tuba)あるいはリトゥス(lituus)と呼ばれた。この楽器は管長がすでに1mを超え、管は角と金属を継ぎ合せて作られ、マウスピースはカップ型であった。さらに青銅器時代に北欧にはルーレル(lurer)と呼ばれる2本1組として使われるラッパもあった。この楽器の管は円錐形で、むしろコルネットの祖先に見えるのであるが、管がS字型に曲がっていることが形の上でトランペットあるいはトロンボーンの先駆とも言える。
[編集] バロック・古典期
中世に入るとトゥーバ、リトゥスはビザンチンを通ってアラビアの影響を受け、管長が徐々に長くなり、管型が円筒に近づいていった。中世初期のこの円筒形のトランペットは、クラーロ(claro)あるいはブイジーヌ(buisine)と呼ばれていた。
1240年には、イタリアのフェデリーコ2世がトゥベクタ(tubecta)という楽器を作らせた記録があり、この言葉がトロンベッタ(trombetta)あるいはその後ダンテの詩に初めて現れるトランペット(trumpet)という語の起こりである。トゥベクタも実はローマ時代のトゥーバという語の縮小形である。この楽器がどのような形であったか不明であるが、現在のトランペットにかなり近づいたS字形の管を持つ楽器は、1400年に最古の資料がある。30年後には現代と同じ巻管のものが現れる。この頃の楽器は、現在のものよりベルが小さく、管の肉が厚く、マウスピースも重いことから、他の木管楽器や弦楽器と音色や音量の点で同等に演奏できたことを示している。当時巻管のものはクラリオン(clarion)、直管のものはトロンバ(tromba)と呼ばれていた。
1511年の木版画にはフェルト・トランペット(felt-trumpet)とクラレータ(clareta)という2種のトランペットが現れる。前者は屋外用の野戦楽器であり、後者は室内用の楽器であった。このクラレータは当時ギルド(封建制)社会の特権として演奏されていた楽器で、非常に高い倍音を吹くことが特技とされた。この傾向は19世紀まで見られる。
[編集] 機構の進化
管長をまったく変えることのできなかったナチュラル・トランペットに最初の改良が行われたのは15世紀である。これはマウスピースのパイプ部分を長くして管長を多少コントロールする手法であった。これが後にクルーク・システム(継ぎ足し管)に発達し、19世紀にはスライド・トランペットへと進化した。このスライド・システムがトランペットに採用されている実例は、現在ベルリンの博物館に所蔵される1651年作の楽器が最古である。
一方、1760年にホルンに鍵(音孔)を付ける試みが行われたことから、1801年にはアントーン・ヴァイディンガーによってトランペットにも鍵が付けられたが、これは音色や音程への影響が酷く、不成功に終わった。1788年にイギリスでトランペットにヴァルヴを1つ付けて管の調を半音変えることに成功した。これが後のヴァルヴ・システムの先駆である。現在トランペットに使われる3本ピストンのヴァルヴ・システムはブレイクレーの創案によるブーシー・オートマティックと呼ばれるシステムで、この他にも数種考案されたが、いずれも実用化されなかった。現在のヴァルヴ・システムのトランペットにはっきりと応用されるようになったのは1820年頃からで、1850年には完全に普及したものとなった。
ヴァルヴ・システムのトランペットの初期は、E♭とB♭が主流を成していたが、この他にも低音楽器としてテナー・バリトン・バス・コントラバスといった楽器が作られていた。1850年頃にはF管のアルト・トランペットも作られた。しかし、これらの中で現在に残ったのはB♭管とC管のトランペットと、バリトン・トランペットからワーグナーの示唆で改良された、現在でいうバス・トランペットの3種である。
[編集] トランペットの進化
[編集] 初期・古代
トランペットが歴史として記録されているものには、今から3000年も前に実証されている、エジプトの考古学的出土品の中に残されている。これは歴史の古さを物語る。当時の材質としては、金、銀、青銅のほか、土器、貝、象牙、木、樹皮、竹、瓢箪など、型も種々あり、長さの異なるものもあった。従っていろいろな調子の楽器があったわけである。当時これらは主に宗教、政治上の儀式、軍隊や競技などにファンファーレや信号として使われていた。初期のトランペットの出せる音は、倍音のみに限られていた。古代の終わりから中世にかけて、楽器の構造・材質などの点では、殆ど進歩がなく、10世紀から11世紀ぐらいに作られた楽器でも、楽器に彫刻するという程度であった。
[編集] 中世・前半
12世紀に入ると管を接続することが可能になり、非常に長い楽器が作られるようになった。長い楽器は、調子が低くなることによって、第1倍音ももちろん低くなるので、上の方の倍音が出しやすくなり、簡単なメロディーが演奏できるようになった。だが、まっすぐ長い楽器では、戦争や狩猟などに用いるには非常に不便なため、14,15世紀に入ると、様々な形に曲げられるようになった。最初に作られたものは全長が635mmぐらいであったといわれる。
それでも依然として音程的には何の進歩もなく、相変わらず倍音しか出すことができなかった。しかし後になって、デミルーン(Demilune)・トランペットと呼ばれるものが作られるようになった。デミルーンとは半月型という意味であるが、ホルンのストップ奏法のようにして、半音の変化を得ることができるものである。これによって今までの倍音のみの楽器でも、より多くの音が出せるようになった。
一方、10世紀頃ヨーロッパ各地においては、ツィンク(Zink)という楽器が作られるようになっていた。この楽器は今までの象牙または木でできている管に、穴を開けて倍音以外の音も出せるようにしたものである。このシステムはペルシアからヨーロッパに流れてきたといわれている。当時は2~4つの穴が開けられていたものであったが、15から18世紀の間に、フルートからヒントを得て、表に6つと裏に1つ、合計7つの穴が開けられ、音階の演奏が可能になった。ツィンクは19世紀まで用いられていた。
[編集] 中世・後半
16世紀に入って、トロンバ・ダ・ティラルシ(Tromba da Tirarsi/独:Zugtrompete)という楽器ができた。これはトロンボーンと同じシステムで、スライド・トランペットとも言える。音程は長3度までしか下げられなかった。また、クラリーノ(Clarino)は17,18世紀頃ヨーロッパにおいて大変盛んになった楽器で、一見ホルンのように管を巻いて、3つの穴を開け、それを指で操作して、音程を変えることができるものである。
1760年には、ドイツ人のケールベルがクラッペン・トランペットを発明した。これはクラリーノとは違って、トランペットの形をしていて、しかも穴が4つ開けられており、そこに木管楽器のような鍵(キー)が付いている。ハイドンのトランペット協奏曲はこのような楽器で、穴が6つ開けられたもののために書かれた。
このように楽器の進歩と共にトランペット芸術も盛んになり、多くの作曲家によってトランペットの曲が書かれるようになり、特にバッハ、ヘンデルらによってトランペット音楽は最高潮に達したといえる。18世紀までは宮廷の儀礼用として、トランペットがとくに重視され、イギリスではヘンリー8世が14人、エリザベス女王が10人のトランペット奏者を抱えていたほどであった。またドイツにおいては一般市民がトランペットを加えた音楽を演奏する時には、特別に許可をもらわねばならなかった。そして宮廷に抱えられたトランペット奏者達は、特に高い地位を与えられていた。
[編集] 近世
19世紀初頭、ドイツのブリューメルが、カステン・ヴェンティル(Kasten Ventil)を発明した。この楽器は2つのヴァルヴから出来ていて、第1ヴァルヴは1音、第2ヴァルヴは半音下げることが出来た。1825年にシェスターが作ったカステン・ヴェンティルは、すでに3つのヴァルヴが付いている。このヴェンティルとはドイツ語で弁のことである。
さらに1827年にはフランス人のラバイェによってピストンが発明された。また、ウィーンではウールマンによってウィンナー・ヴェンティルが発明された。1832年にウィーンで、ヨセフ・リードルがカステン・ヴェンティルを改良し、初めてロータリー式を発明した。一方ベルリンでは1857年にモーリッツがプンペン・ヴェンティルを発明し、これはベルリナー・プンペンと呼ばれた。そして1839年にパリにおいて、ペリネが現在のものと殆ど同じ3本ピストンのトランペットを発明した。一応形の上では完成された楽器といえたが、まだ問題点があったらしく、ベルリオーズやワーグナーは、この楽器の発明後もあえてナチュラル・トランペットを使って作曲している。
[編集] 著名なトランペット奏者
[編集] クラシック
- チモフェイ・ドクシツェル。ボリショイ劇場のソロ首席奏者として活躍。チャイコフスキーの「白鳥の湖」(ロジェストヴェンスキー指揮による録音)、ショスタコーヴィチの「ボルト」(マクシム・ショスタコーヴィチ指揮)のソロが有名。何度も来日し、ソロ・アルバムも多数リリース。乾いた音色で、コロラトゥーラ・ソプラノのようにコロコロと跳ね回るような機動性のある演奏を得意とする。
- アドルフ・ハーセス (1921-)
- モーリス・アンドレ (1933-)。ピッコロ・トランペットがトレードマークのフランスのトランペッター。
- ハンス・ガンシュ (1953-)
- ホーカン・ハーデンベルガー (1961-)
- セルゲイ・ナカリャコフ (1977-)
- フィリップ・スミス
- チャールズ・シュリューター
- 曽我部清典(1952-)愛媛県生まれの現代日本を代表するトランペット奏者で現代音楽のスペシャリスト。スライドつきトランペット「ゼフュロス」の開発者としても有名。海外でも多くのソロ・リサイタルを開催し好評を博す。
[編集] ジャズ
- ルイ・アームストロング (サッチモ)(1901-1971)
- ロイ・エルドリッジ (1911-1989)
- 南里文雄 (1910-1975)
- ディジー・ガレスピー (1917-1993)
- マイルス・デイヴィス (1926-1991)
- メイナード・ファーガソン (1928-2006)
- クリフォード・ブラウン (1930-1956)
- ケニー・ホイーラー (1930-)
- リー・モーガン (1938-1972)
- フレディ・ハバード (1938-)
- ウディ・ショウ (1944-1989)
- 日野皓正 (1942-)
- アルトゥーロ・サンドヴァル (1949-)
- ウィントン・マルサリス (1961-)
- エリック・ミヤシロ (1963-、「エリック宮城」と表記することもある)
[編集] その他
- 桑野信義 (1957-、ラッツ&スターのトランペッター)。父親もプロのスタジオ・ミュージシャンで、アニメ「エイト・マン」のオープニング・テーマ冒頭部のファンファーレを吹いている。
- 数原晋 (1946-、スタジオミュージシャン 「金曜ロードショーのテーマ」「必殺仕事人のテーマ」をはじめとした数々の録音で有名。一般的日本人がトランペットの音色と聞いてイメージするものは実際には数原氏の吹奏によるものであることが多い。)
- 藤川賢一 (1969-、FOOMOONのボーカル・トランペッター)
[編集] 一般的なメーカー
- YAMAHA(ヤマハ):日本の総合楽器メーカー。高等学校などの吹奏楽部からプロフェッショナルまで幅広く使われる。
- Vincent Bach(ヴィンセント・バック):米国の金管楽器の老舗メーカー。1961年よりセルマー社傘下。
- Schilke(シルキー):米国
- Calicchio (カリキオ) : 米国
- KING(キング):米国。旧UMI(United Musical Instruments)グループ。
- C.G.CONN(シージーコーン):2003年にセルマー社と合併。
- Benge (ベンジ):米国。旧UMI(United Musical Instruments)グループ。
- (ホルトン):米国。1964 年にルブラン社に経営権を委託。
- Stomvi(ストンビ):スペインの貴金属メーカーであるホニバ社のブランド。
- BESSON(ベッソン):英国のメーカー。金管バンド用の楽器がメイン。
- GETZEN(ゲッツェン):米国のメーカー。トロンボーンが有名。
- B&S(ビーアンドエス):ドイツのメーカー
- JUPITER(ジュピター):台湾の楽器メーカー。
- XO(エックスオー):株式会社グローバルが設計し、台湾のジュピター社で生産している。
- Marcato(マルカート):下倉楽器が台湾で製造している楽器。
- Monke:ロータリートランペットメーカの代名詞。重厚感あふれる楽器で著名。
- Lechner:オーストリーのロータリートランペットメーカー。
- Berndt C. Meyer(マイヤー):ドイツ・ドレスデンのメーカー。ヘッケルの伝統を受け継ぐ。
[編集] 主な教則本
ジャン=バティスト・アルバン(アーバン)による「アーバン金管教本」が古くから標準的な教則本として用いられてきた。アルバン自身はこの本をコルネットのために書いているが、トランペットやコルネットのみならずトロンボーンなど他の金管楽器の教則本としても使われている。多くのエチュード、小曲と、「12の幻想曲とアリア」と題した12曲の演奏会用独奏曲が含まれている。「12の幻想曲とアリア」の中には『ヴェニスの謝肉祭の主題による変奏曲』など、現代のプロ奏者の演奏会でも演奏される、難易度の高い名曲も多い。
日本ではエチュード、小曲と独奏曲、独奏曲のピアノ伴奏譜の3巻に分けて全音楽譜出版社から出版されている。
- アーバン金管教本1 ISBN 4-11-548211-7 J.B.アーバン著、E.F.ゴールドマン、W.M.スミス編
- アーバン金管教本2 ISBN 4-11-548212-5 J.B.アーバン著、E.F.ゴールドマン、W.M.スミス編
- アーバン金管教本3 ISBN 4-11-548213-3 J.B.アーバン著、E.F.ゴールドマン、W.M.スミス編