ファウスト交響曲
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ファウスト交響曲(Eine Faust-Symphonie in drei Charakterbildern (nach Goethe) und mit Schlusschor)S108はフランツ・リストの作品。『3人の人物描写によるファウスト交響曲』または『3人の人物像によるファウスト交響曲』とも呼ばれる。「3人の人物描写による」は副題である。
リストがゲーテの『ファウスト』を読むようになったのは、ベルリオーズに読むよう薦められたのがきっかけであるが、リストもまたこの作品に深く魅了されるようになった。
この交響曲では物語の筋を追うのではなく、題名にあるように、3人の主要な登場人物の性格描写を1楽章ずつ使って行っている。
[編集] 初演
1857年9月5日(又は12月5日)に、ヴァイマルでリスト自身の指揮により初演された。
[編集] 編成
フルート3(ピッコロ1持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ、シンバル、トライアングル、ハープ、弦五部
第3楽章後半の「神秘の合唱」ではテナー独唱、男声合唱、オルガン(またはハルモニウム)が加わる。ただし、「神秘の合唱」に入らずに終わることも可能で、リストはそのための短い(8小節)終結部も書いている。
[編集] 曲の構成
演奏時間は全曲で約65分である。
- 第1楽章:ファウスト(Faust)
- 第2楽章:グレートヒェン(Gretchen)
- 第3楽章:メフィストフェレス(Mephistopheles)
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