フォープレイ
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フォープレイ(Fourplay)はピアニストのボブ・ジェームス (Bob James)、ギタリストのリー・リトナー (Lee Litenour)、ベーシスト兼ヴォーカルのネーザン・イースト (Nathan East)、ドラマーのハービー・メイソン (Harvey Mason)の四人により1990年に結成されたスムーズ・ジャズ/フュージョンのグループ。現在ギタリストはラリー・カールトン (Larry Carlton)に変わっている。
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[編集] 歴史
1990年、ボブ・ジェームスのリーダー作「グランド・ピアノ・キャニオン」にて、4人揃ってセッションを行い意気投合しグループを結成した。(因みにこの「Fourplay」のグループ名には"4人組み"という意味だけでなく、"Foreplay"(前戯)の意味も含まれているらしい。)翌年にファースト・アルバム「フォープレイ 」をリリース。マーヴィン・ゲイのアフター・ザ・ダンスのカバーにエル・デバージがゲスト出演している。このアルバムはビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで33週間1位を記録した。「ビトゥイーン・ザ・シーツ」、「エリクシール」と好成績を残し、3枚ともゴールド・ディスクを獲得している。
4作目の企画をする中、リー・リトナーは多忙のためレコーディングの先送りを申し出た。しかしリトナーは自主レーベル「i.e.ミュージック」を設立し更に忙しくなったため、4枚目の製作はいよいよ困難になった。そこで他のメンバーは変わりのギタリストを探すことを決意し、ジョナサン・バトラー他数人の候補を挙げて交渉したが、直前にセッションしていたイーストがラリー・カールトンを推挙提案して、口説き、カールトンが参入した。
1997年に新生フォープレイとしてアルバム「4(実際の表記は○の中に4)」をリリース。リトナーと違いそれまで他のメンバーとのセッションの機会も少なく、録音間際での加入で作曲に参加できないなど当初のカールトンは他のメンバーとの距離が見受けられたが、1999年に企画でクリスマス・アルバム「スノーバウンド」、2000年に「イエス,プリーズ」と新メンバーでもアルバムを発表し続け、以前に増して結束力と各個性を強化した「ニュー・フォープレイ」を確立した。この後メンバーはそれぞれの忙しいソロ活動と並行してグループ活動を継続した。またこの間、グループでボニー・ジェイムスとリック・ブラウンの合作アルバム「シェイク・イット・アップ」にゲスト出演している。2002年に古巣のワーナー・ブラザーズを離れ、RCAが新設したジャズ・レーベルブルーバード・レコードに移り、「ハートフェルト」を発表し、原点に還った音だと好評を得た。2006年に通算10作目となる「X (ten)」を発表した。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- フォープレイ Fourplay (1991年)
- エル・デバージ参加
- ビトゥイーン・ザ・シーツ Between The Sheets (1993年)グラミー賞ノミネート作
- タイトル曲はアイズレー・ブラザーズのカバーで、チャカ・カーン参加
- エリクシール Elixer (1995年) グラミー賞ノミネート作
- ベスト・オブ・フォープレイ Best Of Fourplay (1997年発表) ベスト盤
- 未発表曲あり、テイク6参加
- 4(○に4) (1998年)
- ベビーフェイス、ケヴィン・レトー他参加
- スノーバウンド Snowbound (1999年) クリスマス企画アルバム
- エリック・ベネイ、ガブリエラ・アンダース、ジェリー・ヘイ他参加
- イエス、プリーズ! Yes, Please! (2000年)
- シェリー参加
- ハートフェルト Heartfelt (2002年)
- ベビーフェイス参加
- ジャーニー Journey (2004年)
- X (2006年)
[編集] 参加している曲/アルバム/アーティスト
- ラブズ・ライク・ザット/シェイク・イット・アップ/ボニー・ジェームス&リック・ブラウン Love's Like That/Shake It Up/Boney James & Rick Braun (2000年)
[編集] DVD
- イブニング・オブ・フォープレイ Vol.1,2 Evening Of Fourplay Vol.1,2
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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