フランサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
フランサ(Françoaldo Sena de Souza "França"、1976年3月2日-)は、ブラジル出身でJリーグ・柏レイソル所属のサッカー選手。
目次 |
[編集] プレースタイル
183cmの長身ながら足元のテクニックに優れ、アシストも難なくこなすストライカー。好不調の波が激しく、安定感には欠けるのがたまに傷でもある。ブラジルの名門サンパウロで才能を開花させ、ドイツ・ブンデスリーガの強豪、バイエル・レバークーゼンに移籍。2003年 - 2004年シーズンには同胞のロブソン・ポンテ(現浦和レッズ)、ブルガリア代表のディミタール・ベルバトフと共に攻撃を牽引。この3人はデンジャラス・トライアングルと呼ばれ、フランサ自身はリーガアシスト王に輝いた。 ルイス・フェリペ・スコラーリ監督時代にはブラジル代表にも選出され、9試合2得点の記録を残している。
[編集] 経歴
2005年、降格の危機にあったレイソルの救世主として期待され、パリ・サンジェルマンにいたレイナウドと共に入団。しかし怪我のため長期離脱、チームはJ2に降格した。
2006年、降格に伴い同じブラジル出身のレイナウド、クレーベルが移籍する中、誰もが退団すると思われたが「チームのために力になれず悔しい」として残留。開幕当初は怪我で戦列を離れていたが、復帰と共に徐々に実力を発揮。精度の高いパスでリズムをもたらすなどチームのJ1復帰に貢献した。2ndクールの東京ヴェルディ1969戦、非常に難しいボレーシュートを決め、真っ先に石崎信弘監督やドクター、スタッフのもとに駆け寄るなど人情味深い面も見せた。「ロボットダンス」にも似た「フランサダンス」はレイソルサポーターの間でブームになった。
[編集] 所属チーム
- 1993年 - 1994年 ナシオナル・マナウス(ブラジル・アマゾナス州)
- 1994年 - 1995年 キンゼ・デ・ジャウー(ブラジル・サンパウロ州)
- 1996年 - 2002年 サンパウロFC(ブラジル・サンパウロ州)
- 2002年3月 - 2004年5月 バイエル・レバークーゼン(ドイツ)
- 2005年8月 - 現 在 柏レイソル(日本)
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2005年 | 柏 | J1 | 11 | 3 | 0 | - | 0 | 0 | 1 | 0 | |
2006年 | 柏 | J2 | 10 | - | 28 | 4 | - | 0 | 0 | ||
2007年 | 柏 | J1 | 10 | - | |||||||
通算 | 3 | 0 | 28 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 |
[編集] 記録
- サンパウロFC時代(2005年7月現在)
- 325試合 (クラブ歴代最多出場28位)
- 182ゴール (クラブ最多得点ランキング4位)
柏レイソル - 2007 |
---|
1 水谷雄一 | 2 小林亮 | 3 近藤直也 | 4 アルセウ | 5 古賀正紘 | 6 中谷勇介 | 7 大谷秀和 | 8 マルシオ・アラウージョ | 9 北嶋秀朗 | 10 フランサ | 11 阿部吉朗 | 13 小林祐三 | 14 佐藤由紀彦 | 15 菅沼実 | 16 桐畑和繁 | 17 永井俊太 | 18 山根巌 | 19 大久保哲哉 | 20 李忠成 | 21 南雄太 | 22 鈴木達也 | 23 藏川洋平 | 24 平山智規 | 25 長谷川悠 | 26 石川直樹 | 27 柳澤隼 | 28 谷澤達也 | 29 阿部嵩 | 30 石舘靖樹 | 31 加藤慎也 | 32 岡山一成 | 33 大島嵩弘 | 34 大河原亮 | 35 ドゥンビア | 36 池元友樹 | |
監督 石崎信弘 | クラブ | 編集 |
カテゴリ: ブラジルのサッカー選手 | サンパウロFCの選手 | レバークーゼンの選手 | 柏レイソルの選手 | 1976年生