小林亮
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小林亮(こばやし りょう、1982年9月12日-)はJリーグ・柏レイソルに所属するサッカー選手。ポジションは(ディフェンダー)。実兄は大宮アルディージャに所属する小林慶行である。
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[編集] プレイスタイル
サイドバックが本職のサイドのスペシャリスト。サイドバックのほかに、ボランチ、ウイングバック、サイドハーフもこなすことが出来るユーティリティープレイヤーで、左右問わずプレーできる。スタミナも豊富で、攻撃も守備もバランスよくこなす。利き足でない左足の精度も高く、中に切れ込んでのミドルシュートも武器の一つ。将来が非常に楽しみな選手であり、数年後の日本代表入りも夢ではない。
デビュー戦は2005年4月9日と新人ながらも早々と試合に出始める。本来、右サイドは本職の元日本代表波戸康広がプレーするがチーム事情によってセンターバックでプレーすることが多かった。これらの事情により、右サイドを新人らしい勢いのあるプレーを見せた。しかし、小林の奮闘もむなしくチームは16位に終わり、2年連続の入れ替え戦。これにも敗れ、J2に降格した。
2006年、監督が石崎信弘に代わり、更なる進化を遂げる。1対1の仕掛けも積極的に行なうようになり、中に切れ込んでのミドルシュートも武器にする。谷澤達也との右サイドコンビはJ2屈指の脅威を誇り、2年目ながら48試合中44試合に出場し、チームのJ1復帰に大きく貢献する。監督との信頼関係も厚く、「まるで親父のよう」と話す。 後半戦では、新加入の藏川洋平が台頭し始め、サイドハーフでプレーする機会も増える。谷澤が守備に不安があるため、谷澤が交代で退き、小林、藏川の右サイドコンビになることが多くなった。
公式ブログの「こばりょうのチラリズム」も大人気。
[編集] 所属チーム
[編集] 背番号
- 2(2005年 - )
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2005年 | 柏 | J1 | 2 | 21 | 1 | - | 4 | 0 | 2 | 0 | |
2006年 | 柏 | J2 | 2 | - | 44 | 4 | - | 2 | 0 | ||
2007年 | 柏 | J1 | 2 | - | |||||||
通算 | 21 | 1 | 44 | 4 | 4 | 0 | 4 | 0 |
柏レイソル - 2007 |
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1 水谷雄一 | 2 小林亮 | 3 近藤直也 | 4 アルセウ | 5 古賀正紘 | 6 中谷勇介 | 7 大谷秀和 | 8 マルシオ・アラウージョ | 9 北嶋秀朗 | 10 フランサ | 11 阿部吉朗 | 13 小林祐三 | 14 佐藤由紀彦 | 15 菅沼実 | 16 桐畑和繁 | 17 永井俊太 | 18 山根巌 | 19 大久保哲哉 | 20 李忠成 | 21 南雄太 | 22 鈴木達也 | 23 藏川洋平 | 24 平山智規 | 25 長谷川悠 | 26 石川直樹 | 27 柳澤隼 | 28 谷澤達也 | 29 阿部嵩 | 30 石舘靖樹 | 31 加藤慎也 | 32 岡山一成 | 33 大島嵩弘 | 34 大河原亮 | 35 ドゥンビア | 36 池元友樹 | |
監督 石崎信弘 | クラブ | 編集 |