ブタクサ
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ブタクサ | ||||||||||||
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![]() Ambrosia artemisiifolia |
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分類 | ||||||||||||
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ブタクサ(豚草、学名 Ambrosia artemisiifolia var. elatior )は北アメリカ原産で明治初期に渡来した帰化植物で、日本全国の道端や河原などに生息する、1メートル程度の一年草。雌雄同株の風媒花で、開花時期は7~10月頃。雄花は、約2~3mmの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、その下に雌花が数個咲く。葉は細く切れ込む。
同属のオオブタクサ(A. trifida)は高さ2mほどになる(4m近くに達することもある)。葉は3つに切れ込み、葉の形からクワモドキとも呼ばれる。
ともに花粉症の原因として知られ、日本国内ではスギ、ヒノキに次ぐ患者数が存在するとされる。アメリカでは全人口の5~15パーセントがブタクサ花粉症との統計がある。
英名は ragweedが一般的だが、hogweedの名称もあり、和名はhog(豚)+weed(草)からつけられたとの説が一般的。
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