ブルトン語
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ブルトン語 Brezhoneg |
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話される国 | フランス |
地域 | ヨーロッパ |
話者数 | 30万人 |
順位 | 100位以下 |
言語系統 | インド・ヨーロッパ語族 ケルト語派 島嶼ケルト語 ブリタニック語 ブルトン語 |
公的地位 | |
公用語 | |
統制機関 | |
言語コード | |
ISO 639-1 | br |
ISO 639-2 | bre |
ISO/DIS 639-3 | |
SIL |
ブルトン語 (Breton/Brezhoneg) は、ブリトン語系ケルト諸言語の一つである。フランスのブルターニュ地方で使われており、ブルターニュ語とも呼ばれる。 ヨーロッパ大陸に残るケルト語であるが、大陸系のケルト語(ゴール語)ではなく、島嶼ケルト語に分類される。コーンウォル語やウェールズ語と近く、五世紀から六世紀にかけてブリテン島から流入した。 幾つかの言語要素はゴール語に由来する他、語彙の一部にラテン語の影響が見られる。
四方言があるが、フランス語の普及に伴い話し手の数は減少を続けている。今日では総じて五十万人ほどとされ、ブルトン語の単言語話者は存在しない。フランスの政府承認言語ではないものの、復権が試みられている。