プリンセスメーカー
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プリンセスメーカーはガイナックスが製作・発売した育成シミュレーションゲーム。同ジャンルを確立した代表作であり、監督・キャラクターデザインを手がけた赤井孝美の代表作でもある。通称「プリメ」。
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[編集] 概要
ファンタジーの世界を舞台とし、魔王から王国を救った勇者が父親となって、少女(1作目は孤児、2作目は天界の少女、3作目は妖精の女の子)を自分の娘として育て上げていくというもの。勉強、習い事、武者修行、アルバイトなど、さまざまな経験をさせていく事で性格や魅力などが成長、その育成方針でどのような娘に育っていくかが変わっていく。そして娘が18歳になった時にプリンセスを始めとするさまざまな将来が待っている。
当時としては「娘を育成する」という斬新なアイディアが受け、記録的大ヒットとなり、「全国的に未婚の父が急増」と言われたほどである。また赤井孝美デザインの美少女キャラクターも高評価を呼び、美少女を使った同種のゲームができるきっかけになった作品といえるだろう。
[編集] 作品一覧
- プリンセスメーカー(12歳以上対象)
- プリンセスメーカー2(15歳以上対象)
- プリンセスメーカー~Legend of Another World~
- プリンセスメーカー ゆめみる妖精(15歳以上対象)
- 1997年1月24日にソニー・コンピュータエンタテインメントよりプレイステーション版が発売。通称「プリゆめ」。妖精の女王から託された妖精の女の子を育てていく。番号は付いていないが、実質的に第3作として扱われている。
- アドバイス役として妖精ウズが登場。父親の職業が選択可能になった。娘の声優に野上ゆかな。
- Windows、セガサターン、ドリームキャストの各版も発売。なお、ワンダースワン版も計画されていたが開発中止となった。
- プリンセスメーカー ポケット大作戦
- Windows版も発売。
- プリンセスメーカー ゴー!ゴー!プリンセス
- Windows版も発売。
- プリンセスメーカーQ
- プリンセスメーカー4(15歳以上対象)
- 2005年9月1日にジェネックスより発売。プレイステーション2用。
- 当初は現代日本を舞台とした第4作の発売が告知され、プロローグ版としてQが発売されたが、企画が変更になり今までどおりファンタジー世界を舞台とした作品が「4」として発売となった。企画変更の際にキャラクターデザインも天広直人に変更となった。娘の声優は水樹奈々。
- Windows版、プレイステーション・ポータブル版も発売。Y!ケータイ(メガアプリ・256kアプリ)版、EZアプリ (BREW)版も発売。
- プリンセスメーカー5
- サイバーフロントよりWindows版として2007年3月3日発売。ガイナックス開発、総監督・キャラクターデザインを赤井孝美が担当。
- アドバイス役として執事のキューブが登場。プリンセス候補のたった一人の生き残りを育てて行く。娘の声優は佐藤利奈。シリーズ初、母親としての視点でプレイが可能となった。
- 「初代」・「2」(ここまでリファイン版)・「ゆめみる妖精」・「4」までと「5」の全作品をWindows2000/XP/Vistaにフル対応させた「プリンセスメーカーメモリアルボックス」も同時発売[1]。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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