ボルトアクション方式
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ボルトアクション方式(ボルトアクションほうしき)とは小銃の形式の一つであり、ボルト(遊底)を手動で操作することで弾薬の装填、排出を行う。
[編集] 概要
自動小銃が配備されるまでは、各国の歩兵用火器の形式として主流を占めていた。現在では自動式に比べて構造のシンプルさ、命中精度を上げやすいなどの理由から狙撃用、狩猟用、射撃競技用の小銃に採用されることが多い。
一般的な火薬発射型ボルトアクションライフルの場合のボルトの機能は、弾薬装填と、撃鉄の引き起こしにあるが、空気銃や玩具用空気銃にもこのボルトアクション方式を採用したものも多い。この場合のボルトの機能は、ボルトを引く、もしくは引いてから押し、引き金を引くことで、空気の膨張と圧搾、及び弾の装填を一連に行う。
[編集] 主なボルトアクション方式ライフル
- 第二次大戦までの軍主力小銃
- スプリングフィールドM1903小銃(アメリカ)
- リー・エンフィールド小銃(イギリス)
- デ・リーズル カービン(イギリス)
- レベルM1886小銃(フランス)
- MAS 36小銃(フランス)
- Kar98k(ドイツ)
- カルカノM1938(イタリア)
- モシン・ナガンM1891/30(旧ソ連)
- 三十年式歩兵銃(日本)
- 三八式歩兵銃(日本)
- 三八式騎兵銃 (日本)
- 四四式騎銃(日本)
- 九九式短小銃(日本)
- 二式小銃 (日本)
- 第二次大戦までの対戦車ライフル
- Mauser M1918(ドイツ)
- デグチャレフPTRD1941(旧ソ連)
- 第二次大戦後の狙撃用ライフル
[編集] 関連する項目
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