自動小銃
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自動小銃(じどうしょうじゅう)とは、発射時の反動・ガス等で次発装填・排莢が行われる小銃である。突撃銃はその延長線上にある。 英語ではSemi-Automatic RifleまたはAutoloading Rifleに相当する物であり、特定の英語圏の国ではAutomatic Rifleは専門用語としてフルオート機能を持つ分隊支援火器あるいは軽機関銃を指す言葉と捉えられてしまう場合があるので注意が必要である。
[編集] 歴史
第一次世界大戦頃までの小銃はボルトアクション方式のものであり、弾を発射後は、手動によりボルトを操作し、次弾装填を行う必要があった。
自動小銃は1930年代に入り各国で開発が本格化し、第二次世界大戦で使用され始めたが、技術とコストの問題から全部隊に配備されたのはアメリカのM1ガーランドだけであった。戦後ソ連は突撃銃AK-47を採用したが、アメリカはM1の改良型であるM14を採用し、ベトナム戦争でAKに苦戦することとなった。それを受け各国でM16などのアサルトライフルが採用された後も、自動小銃は狙撃銃などとして活躍している。
[編集] 代表的な自動小銃
- M1ガーランド(アメリカ)
- ピダーセン自動小銃(アメリカ)
- スプリングフィールドM14(アメリカ)
- トカレフM1940半自動小銃(旧ソ連)
- シモノフM1936半自動小銃(旧ソ連)
- AK-47(旧ソ連)
- SKSカービン(旧ソ連)
- ワルサーGew43半自動小銃(ドイツ)
- ラインメタルFG42自動小銃TYPE-I・II(ドイツ)
- モンドラゴンM1908(スイス)
- ZH-29半自動小銃(チェコスロヴァキア)
- 四式自動小銃(日本)
- MAS 49半自動小銃(フランス)
- AG42半自動小銃(スウェーデン)
- H&K PSG-1(ドイツ)
- SR-25(アメリカ)
- バレットM82(アメリカ)
- ドラグノフSVD(旧ソ連)
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