マツダ・AZ-1
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| マツダ・AZ-1 | |
|---|---|
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| 製造期間 | 1992年-1995年 |
| ボディタイプ | 2ドアクーペ |
| エンジン | 直列3気筒 657cc DOHC （64ps/6500rpm） |
| トランスミッション | 5速MT |
| サスペンション | ストラット |
| 駆動方式 | MR |
| 全長 | 3295mm |
| 全幅 | 1395mm |
| 全高 | 1150mm |
| ホイールベース | 2235mm |
| 車両重量 | 720kg |
| 乗車定員 | 2名 |
| 最小回転半径 | 4.7m |
| 同クラスの車種 | スズキ・カプチーノ ホンダ・ビート |
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AZ-1はマツダ5チャンネル化によって誕生したオートザムから発売された2座席の軽スポーツクーペである。正式名称はオートザムAZ-1。 AZ-1、ホンダ・ビート (BEAT) 、スズキ・カプチーノ (Cappuccino) 、この三車種は同時期に発売された二人乗りの軽自動車であり、頭文字を合わせて平成ABCトリオと呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
1992年9月24日に発表され、同年10月5日に発売。スズキ製3気筒DOHCのF6Aターボエンジンをシート後部に（ミッドシップ）搭載し、「究極のハンドリングマシーン」と銘打たれた。 パワートレインはアルト・ワークスと一部共通している。外板に特殊プラスチックを採用し、ガルウィングドアを採用し、超小型のスーパーカーを演出していた。 ボディは外装を簡単に取り外せるスケルトンモノコックという特殊なフレームを採用しており、外装が無い状態でも走行可能である。非常に剛性は高いが車重は720kgに過ぎない。 最高時速は187kmだが、それ以上の速度が出るともいわれている。
特徴は、軽唯一のガルウイングと外装にFRPを多用した軽量ボディ、ステアリングのロックトゥロックも2.2回転というクイックなハンドリングでさながらレーシングマシンのような設定であった。 しかし、ノーマルの足回りは、アルトがベースの物を使用していた為にノーマル状態でスポーツ走行を行うには完全に容量不足であり、重心の高さ、軽自動車ゆえのトレッドの狭さも災いし、横転事故も多く、非常に危険な車の一つでもあった。 しかも「窓が殆ど開かない」「社外品カーコンポが殆ど搭載できない」さらには「乗り手を"体格的に"選ぶ」といった車内快適性を殆ど無視した嗜好性の強い作りと、発売された時期がバブル崩壊の最中といった事もあり販売台数は低迷、1995年に生産を打ち切った。総生産台数はわずか4392台であった（正確な数字はもう少し上とも言われる）。 生産終了された現在でも熱狂的なファンも多く、中古車市場では程度の良い車体にプレミア価格が付いている事もある。
[編集] 特別仕様車
- TYPE L
- オプションのウーハーなどを標準装備した特別仕様車。外見に変化はない。
- マツダスピードバージョン
- マツダスピードのエアロを纏った特別仕様車。
- M2 1015
- M2が企画したエアロを纏った特別仕様車。ボンネットに付されているフォグランプが特徴。
また、マツダ以外から以下のボディキットが発売されている。
- スコルピオーネ
- サブロー・ジャパンが発売したワイドボディーキット。正式名称はなく、スコルピオーネとは通称である。イタリアの名匠ピニンファリーナがデザインしており、5台販売されたとされる。ワイドボディーになるため白ナンバーになる。
