ミーマーンサー学派
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ヒンドゥー教 |
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聖 典 |
ヴェーダ |
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人 物 |
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修 行 法 |
ヨーガ |
地 域 |
インド、ネパール |
バリ島 |
ミーマーンサー学派(ミーマーンサーがくは)はインド哲学の学派。六派哲学の1つ。ヴェーダの中で祭式に関わる部分を研究する。紀元前200-100年頃生きたジャイミニが書いたとされるミーマーンサー・スートラを根本経典とする。別名ジャイミニ・スートラ、カルマ・ミーマーンサ(カルマ:行為、ミーマーンサ:分析の意)。
[編集] 思想
祭式を行うことで現世や来世の幸福を得ることができるとする。神は祭式の1要素に過ぎず、同じくヴェーダを研究するヴェーダーンタ学派と比べて神が占める地位が低い。またインド哲学の多くが重視する解脱にも関心が低い。
膨大かつ多様なヴェーダ祭式を統一的に解釈するための複雑な言語論や認識論の体系を持っている。