ライフハウス
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ライフハウス Lifehouse |
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出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 マリブ |
活動期間 | 1999年~ |
ジャンル | ロック ポップ |
レーベル | ドリームワークス ユニバーサルインターナショナル |
メンバー | ジェイソン・ウェイド リック・ウールステンハルム ブライス・ソダーバーグ |
旧メンバー | ジョン・パーマー セルジオ・アンドレイド スチュアート・メイシス シェーン・ウールステンハルム |
ライフハウス (Lifehouse)は、アメリカのロックバンド。カリフォルニア州マリブ出身。
2000年デビュー(日本では2001年デビュー)。デビューアルバム『No Name Face』と、そのアルバムからのファーストシングルとしても発表された収録曲『Hanging By A Moment』の大ヒットで知られる。
本国アメリカでは爆発的な人気を誇っているが、日本での知名度はあまりない。
目次 |
[編集] 略歴
[編集] デビュー前
- 1995年、ジェイソン・ウェイド、セルジオ・アンドレイド、ジョン・パーマーの3人で、前身となるバンド、Blissを結成する。地元マリブの小学校のフライデイ・ナイト・コンサートで初ステージを行う。これ以降、同コンサートイベントに定期的に参加するようになる。
- 1998年、サポートギタリストとしてスチュアート・メイシスが加入。
- 1999年、Blissとしてのアルバム『Diff's Lucky Day』を発表。ちなみにアルバムタイトルの“Diff”とはジョンの愛称である。発売の最中にバンド名をBlyssに改名する。この頃、後のプロデューサーとなるロン・アニエロと知り合い、アドバイスを受けながら楽曲制作やライブ出演を続ける。
- 1999年、ロンの友人であり元シンガーソングライターのジュード・コールにデモ音源を聴かせたことがきっかけとなり、ドリームワークスと契約。Lifehouseに改名し、デビューに向けてアルバム制作に入る。これに関してプロデュースをロンが務め、マネージャーをジュードが務めることになる。
- 2000年、Blyssから共に活動してきたジョンが脱退。
- 2000年夏、リハーサルスタジオで知り合ったリック・ウールステンハルムが加入。ちなみにこの時点でアルバム制作は終了段階に入っており、リックはアルバム制作には携わっていない。
[編集] No Name Face
- 2000年10月31日、デビューアルバム『No Name Face』をリリース。クレジットには既に脱退したジョンがDiff名義で記載されている。リックは発売当時正式メンバーであったが、クレジットは記載されていない。
- 2001年6月5日、アルバムから1stシングル『Hanging By A Moment』をシングルカット。ビルボードのモダンロックトラックスチャートにおいて最高位1位、さらには年間ラジオ・エアプレイ回数において1位を記録する大ヒットとなり、ブレイク。この影響を受けて、アルバムはビルボード200チャートで最高位6位を記録し、全米で300万枚以上のセールスを記録する。
- 2001年7月18日、日本でアルバム『No Name Face』とシングル『Hanging By A Moment』を同時リリース。
- 2001年10月6日、アルバムからの2ndシングル『Sick Cycle Carousel』をシングルカット
- 2002年3月19日、アルバムから3rdシングル『Breathing』をシングルカット。
[編集] Stanley Climbfall
- 2002年9月11日、日本で2ndアルバム『Stanley Climbfall』を先行リリース。
- 2002年9月17日、アルバム『Stanley Climbfall』をリリース。ビルボード200チャートで最高位7位を記録する。また、アルバムリリース後のツアーにてスチュアートが脱退。交代として、リックの弟で当時コーリングのギタリストとして活動していたシェーン・ウールステンハルムが加入。
- 2002年10月11日、アルバムからの1stシングル『Spin』をシングルカット。
- 2002年10月17日・18日、初来日公演を大阪と東京で行う。
- 2003年、活動を休止し、楽曲制作や個人の活動に重点を置く。
- 2004年4月、音楽の方向性の違いにより、セルジオとシェーンが脱退。
- 2004年夏、ベーシスト不在のまま3rdアルバムに向けての制作に入る。これまでプロデュースを行ってきたロンのもとを離れ、新たにジョン・アレイジアをプロデューサーとして迎える。
- 2004年11月、ブライス・ソダーバーグが加入。
[編集] Lifehouse
- 2005年3月22日、3rdアルバム『Lifehouse』をリリース。これまでのロック重視からメロディー重視へと作風が大きく変化する。
- 2005年4月21日、日本でアルバム『Lifehouse』をリリース。
- 2005年5月3日、アルバムからの1stシングル『You And Me』をシングルカット。ラジオのヘビーローテーションをきっかけとなり、アルバムシングル共にロングヒットを記録する。
- 2005年7月26日、iTunes Storeにて『You And Me (Extended Wedding Song Version)』を配信開始。
- 2005年11月22日、これまでの楽曲のプロモーションビデオやライブ映像等を収めたDVD『Everything』を日米同時リリース。
[編集] メンバー
[編集] 現在のメンバー
- 1980年7月5日生
- 本名:Jason Michael Wade
- 特技は空手で黒帯を取得している。
- 幼少の頃より親の仕事の都合で世界各国を渡る。その両親は12歳の頃離婚し、母親に引き取られる。この両親の離婚が作詞のテーマにも大いに影響している。
- 2001年1月20日、20歳のときに結婚している。
- リック・ウールステンハルム(Rick Woolstenhulme) ドラム担当
- 1979年9月20日生
- 本名:Rick Robert Woolstenhulme
- ジェイソンからは“バンドの道化師”と称される。
- 幼少の頃よりレッスンを受け、わずか9歳でミュージシャンとして活動する。ロサンゼルス・ミュージック・アカデミーに弟のシェーンと共に在学していた。
- ブライス・ソダーバーグ(Bryce Soderberg) ベース担当
[編集] 元メンバー
- ジョン・パーマー(John Palmer) ドラム担当(-2000年)
- Bliss(Blyss)期からデビュー前まで在籍。Diffとしてアルバム『No Name Face』の制作に携わる。
- スチュアート・メイシス(Stuart Mathis) ギター担当(2000年-2002年)
- サポートメンバーとしてデビュー前から2002年のツアー時まで在籍。
- セルジオ・アンドレイド(Sergio Andrade) ベース担当(-2004年4月)
- 1977年10月17日生
- 本名:Sergio Miguel Andrade
- 音楽環境に恵まれていたため、ベースの他にもキーボードやドラム、さらには金管楽器や木管楽器も使いこなすことができる。
- 出身はグァテマラで、親の仕事の都合で14歳のときにロサンゼルスに移住する。
- Bliss(Blyss)期から活動休止中2004年まで在籍。
- シェーン・ウールステンハルム(Sean Woolstenhulme) ギター担当(2002年-2004年4月)
- 1981年3月1日生
- 本名:Sean Robert Woolstenhulme
- リックの弟。元コーリングのギタリストとして活動していた。サポートメンバーとしても、2000年のツアー時にも数回参加している。
- 兄のリックと共にロサンゼルス・ミュージック・アカデミーに在学し、音楽のスキルを身につける。
- 2002年のツアー時から活動休止中2004年まで在籍。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] アルバム
- No Name Face(ノー・ネーム・フェイス) (2000年)
- Stanley Climbfall(スタンリー・クライムフォール) (2002年)
- Lifehouse(ライフハウス) (2005年)
[編集] シングル
[編集] No Name Faceからのシングルカット
- Hanging By A Moment(ハンギング・バイ・ア・モーメント) (2001年)
- Sick Cycle Carousel(シック・サイクル・カロウゼル) (2001年)
- Breathing(ブリージング) (2002年)
[編集] Stanley Climbfallからのシングルカット
- Spin(スピン) (2002年)
[編集] Lifehouseからのシングルカット
- You And Me(ユー・アンド・ミー) (2005年)
[編集] DVD
- Everything(エブリシング) (2005年)