ロードランナー
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『ロードランナー (Lode Runner)』は、Brøderbund社から1983年に発売されたアクションパズルゲーム。『バンゲリングベイ』『チョップリフター』とともに、バンゲリング帝国三部作の一つである。後に上級編として『チャンピオンシップロードランナー』も発売された。
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[編集] 概要
ゲームの目的はステージ内にある金塊を敵に捕まらずに回収し脱出すること。プレイヤーキャラクターは穴を堀るためのレーザーガンを装備しており、床に穴をあけて下の階層に移動したり、掘った穴に敵を落としたりして障害をクリアしていく。
オリジナルはunix用に源を発し、Apple IIシリーズが有名だが、国産PCやアーケードゲームを始め様々な機種に移植されている。
[編集] ハドソン版
日本では、ハドソンがファミリーコンピュータ用に移植したものが特に知名度が高い。また、ファミリーコンピュータ初のサードパーティーによるソフトウェアでもある(ナッツ&ミルクと同時発売)。
1画面分のステージが作れるエディットモードが搭載されている。『チャンピオンシップロードランナー』の登場以降は、時間差や敵の頭上渡りなどの技を多用する者も多くなり、様々な遊び方ができるため、ゲーム発売後何年も長く親しまれた。
このゲームの主人公ランナー君が、かつては悪の手先として働かされていたロボット(グラフィックはこのゲームの敵キャラのもの)だったというスピンオフストーリーが、後の人気シリーズとなる『ボンバーマン』である。PCエンジン用に発売された『バトルロードランナー』では、ブラックボンバーマン(黒ボン)が敵役として登場する。
2005年12月には『ハドソンベストコレクション VOL.2 ロードランナーコレクション』が、ゲームボーイアドバンス用で発売された。
[編集] 主なコンシューマー移植作
- ロードランナー(ファミコン用)
- チャンピオンシップロードランナー(ファミコン用)
- バトルロードランナー(PCエンジン用)
- ロードランナー(ニンテンドーDS用、いくつかの新機能を搭載。2006年10月26日発売)
同社のアーケード版がベースとなっている。
- ロードランナー (SG-1000用)
- チャンピオンシップロードランナー (SG-1000用)
- ハイパーロードランナー (ゲームボーイ用)
- ロードランナー for WonderSwan (ワンダースワン用)
- ロードランナー ザ・ディグファイト (アーケードゲーム)
パトラ
- ロードランナー (ゲームボーイアドバンス用)
[編集] その他の話題
- 日本ではたまに勘違いしている人がいるが、英語での綴りは Road(道路)ではなく Lode(坑道)である。
- パソコンといえば組み込みBASICであった当時、パソコンでプログラミングを行わずゲームマシンとしてしか使わない人を、カセットテープからプログラムをLOADしてRUNするだけの人という意味でロードランナー(Load Runner)と呼ぶことがあった。
[編集] 外部リンク
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