ヴァレンティーナ・リシッツァ
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ヴァレンティーナ・リシッツァ(ロシア語 Валентина Лисица、ウクライナ語 Валентина Лисиця、ラテン転写 Valentyna Lysytsya)は、ウクライナ生まれのピアニスト。現在、アメリカ合衆国に在住し、世界各地で演奏活動を行っている。夫のアレクセイ・クズネトソフもピアニストで、リシッツァとピアノデュオを演奏する。ベーゼンドルファー社製のピアノを愛用。
[編集] 来歴
ウクライナのキエフで生まれた。音楽家の家庭では無かったが、3歳でピアノを始め、1年後には最初のソロ・コンサートを催す。若くして音楽への才能を現したが、当時の夢はプロのチェス・プレーヤーになることであった。ルイセンコ記念キエフ特別中等音楽学校を卒業後、キエフ音楽院へ進学。同音楽院で後に夫となるアレクセイ・クズネトソフと出会い、音楽に真面目に取り組むようになった。1991年、2台ピアノのコンクールで最高峰と言われるマレイ・ドラノフ国際2台ピアノコンクールで優勝。同年に渡米。多くのピアノ独奏曲を録音した後、カーネギー・ホール、エイヴリー・フィッシャー・ホール、ウィーン楽友協会など、世界を代表するコンサートホールで演奏した。