三島宿地口行灯
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三島宿地口行灯(みしまじゅく じぐちあんどん)は、静岡県三島市で2月(初午の頃)に行われる催しである。
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[編集] 概要
- 地口行灯とは言葉遊びの一種で、江戸時代の庶民文化の1つである地口(じぐち)を書き込んだ行灯のこと。寄せられた作品の中から選ばれる秀逸作品と、その作品に合う絵を和紙に書き添え、行灯として商店街に飾られる。
- 行灯展示期間中には、『新春開運初午ツアー』と銘打って「市内中心部に点在する神社や行灯を見て回る」という企画がある。
[編集] 行灯展示場所
- 三嶋大社から伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅を結ぶ商店街(三島大通り商店街)、及びJR・伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅前から大通りに続く商店街(県道51号の三島駅前-三島本町交差点付近の間)、その周辺などに行灯を飾っている。
[編集] 今後
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- 2007年(平成19年)第7回三島宿地口行灯
- 2007年(平成19年)2月3日~2月11日に、三島市内の中心商店街にて行灯が展示された。なお、期間中のうち、2月3日~2月5日の夕方~夜には行灯の点灯もされていた。
- 飾られた行灯の数であるが、三島大通り商店街沿いの三石神社境内に飾られている分を含め、一般入選作品368基と学生対抗の作品の行灯が飾られた。ちなみに、昨年2006年は約370基の行灯が飾られていた。
- 来年(2008年・平成20年)予定の第8回三島宿地口行灯について、ならびに今後の動き、川柳部門・地口部門について、以下に記述する。
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- 〔川柳部門〕
- 一般公募からの選考とは別に、推薦枠からの作品の選考もある。推薦枠とは三島市にあるコミュニティFM、エフエムみしま・かんなみ(ボイス・キュー)において、土曜日の番組「すまいるトレイン777」内において、川柳のコーナー『すまいる川柳』を設けている。毎週川柳のお題が出されるので、そのお題に合うような句を投稿するとよい。週に1作品「秀逸作品(以下:大賞)」が選ばれ、自動的に選考対象となる。これが「番組推薦枠(推薦枠)」である。なお、全国各地から参加できるように「すまいる川柳インターネット句会」がインターネット上に開設されている(外部リンク参照)。秀逸作品の中から、さらに厳選された作品が行灯として飾られる。なお、現在「大賞」を受賞した場合、来年の三島宿地口行灯の選考対象になるようだが、現時点では、開催の有無を含めて全くの未定である。
[編集] 補足
- 中央町商店会、本町小中島商店会、本町大中島商店会、大社町商店会などの商店街連盟、及び三島ふるさとガイドの会などの主催であるが、催しものの運営の実態は全てボランティアに任せているのが実情。毎年、妨害や誹謗中傷目的、或いは悪戯によって行灯の破損が目に付く。
- 中でも2007年は「行灯が破壊された」という悪質な悪戯があったことにより、2月4日付静岡新聞東部版、及び同月7日に記事が掲載されている。また、この件に関連して、警察署に被害届が提出されている。
- エフエムみしま・かんなみも主催。作品の応募先(投稿先)である。
[編集] 外部リンク
※参考資料(一部・出典資料)
※主催・共催の中で「三島宿地口行灯」について詳細が書かれているサイトが異常に少なく、おそらく上記サイトでも分かり難いと思われる。
※なお、主催の中には「三島現代地口川柳の会」も含まれているが(川柳と地口の句会を開催している団体である。全国に川柳の吟社は数多くあれど、地口そのものを扱う団体はおそらく全国でも珍しいと思われる)、現段階では公式ホームページは無いので詳細不明である。
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