三菱重工神戸硬式野球部
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三菱重工神戸硬式野球部(みつびしじゅうこうこうべこうしきやきゅうぶ)は、兵庫県神戸市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである(練習グラウンドは兵庫県明石市に所在する)。
三菱重工が母体の野球部4チームのうち、長崎に次いで2番目に古い。都市対抗野球では1970年に決勝に進出し、左腕・安田猛(その後ヤクルト入り)を擁する大昭和製紙と延長14回の死闘を繰り広げ、再試合で敗れた。
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[編集] 設立・沿革
- 1918年 「三菱造船神戸」として創部
- 1934年 本社改称に伴い「三菱重工神戸」に改称
- 1950年 本社改称に伴い「中日本重工業神戸」に改称
- 1952年 本社改称に伴い「新三菱重工神戸」に改称
- 1962年 都市対抗野球初出場(初戦敗退)
- 1964年 本社改称に伴い「三菱重工神戸」に改称
- 1974年 日本選手権初出場(第1回大会;8強)
- 1997年 日本選手権初優勝
[編集] 主要大会の出場歴・最高成績
- 都市対抗野球 出場24回、準優勝1回(1970年)
- 日本選手権 出場16回、優勝1回(1997年)
- JABA静岡大会 優勝2回(1992、2003年)
- JABA高砂市長杯争奪大会 優勝1回(1980年)
[編集] 主な出身プロ野球選手
- 阪田隆外野手(1970年南海ドラフト5位)
- 香川正人投手(1977年近鉄ドラフト5位)
- 五十嵐英樹投手(1992年横浜ドラフト3位)
- 後藤利幸投手(1994年ロッテドラフト5位)
- 小田幸平捕手(1997年巨人ドラフト4位→中日)
[編集] 関連リンク
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