三遊亭金馬 (2代目)
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2代目三遊亭 金馬(さんゆうてい きんば、1868年 - 1926年5月3日)は江戸噺家(落語家)。本名は碓井 米吉郎。俗に本所亀沢町一丁目の「戸川」と言うお盆屋に奉公していた事から「お盆屋」。
芸人として最初奇術師の万国斎併喜の門で併喜を名乗る、その後初代三遊亭圓麗の息子で当時の3代目に当たる柳家小圓太(後の三遊亭小圓朝)の門下で太遊名乗る。 二つ目で圓流、1906年2月に真打で2代目三遊亭金馬を襲名。両国立花家で披露。 1925年あたりから中風で倒れて高座を離れる、1926年に弟子に3代目金馬を譲り自身は隠居名の三遊亭金翁を改名。
[編集] 出典
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X