中原理恵
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中原理恵(なかはら りえ、1958年6月17日 - )は北海道出身の歌手、女優。本名は目加田 喜美恵(めかた きみえ)。
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[編集] 来歴・人物
1978年、デビュー曲の「東京ららばい」が大ヒット。実際は珍しいことに、シングルレコードより先にアルバムでデビューしている。デビュー当時19歳だったが、大人っぽい曲調に合わせるためなのか、年齢を数歳上に偽っていた(つまり逆さば読み)。
「欽ドン!」の人気コーナー「良い妻、悪い妻、普通の妻」で人気が爆発。演技力、カンの良さ、トークの切れが高く評価されることになった。映画「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」のマドンナ役やサスペンスドラマの主演など、歌手・コメディエンヌ・女優とマルチに活躍するようになる。
1985年に発売されたアルバム「UN ART VIVRE」は全曲ドラマー(かしぶち哲郎、鈴木さえ子、高橋幸宏)による作・編曲という一風変わったものになっている。
1997年にはfaceというユニットを組み歌手活動を再開した。
1983年にテレビ朝日で放映された映画『スーパーマン』の吹き替えを行っている(ロイス・レイン役)。演じるマーゴット・キダーと声質も似ており吹き替えの傑作として知られる。第2作でも同じ役柄を担当した。声優としてはFMラジオドラマへの出演も有る。
「ミュージックステーション」(テレビ朝日)開始当時、司会を務めた(パートナーは、関口宏)。
[編集] ヒット曲
- 東京ららばい(作詞:松本隆、作曲:筒美京平)
- ディスコ・レディ(作詞:松本隆、作曲:筒美京平)
- 愛してクレイジー(作詞:麻木かおる、作曲:井上堯之)
- 風が吹いたら恋もうけ(作詞:伊藤アキラ、作曲:大瀧詠一)
[編集] 出演
[編集] 映画
- 幸福(1981年)
- 喜劇 家族同盟(1983年)
- 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)
- 極道渡世の素敵な面々(1988年)
- 鉄道員 (ぽっぽや)(1999年)
[編集] ドラマ
- いじわる看護婦(フジテレビ系)
- 迷探偵記者羽鳥雄太郎と駆け出し女刑事シリーズ(テレビ朝日系)
- 女性作家サスペンス「別れた理由」(1988年 関西テレビ放送・ジーカンパニー)
- 八百八町夢日記(1989年10月~1990年9月 日本テレビ系)おりん役
- 空と海をこえて(TBS系 後藤久美子主演のスペシャルドラマ)
- ドラマ30「危険な再会」(1993年4月~5月 中部日本放送)
[編集] テレビ
- 欽ドン!(フジテレビ系)
- ミュージックステーション(テレビ朝日系)
- ロケットパンチ!(フジテレビ系)
[編集] ラジオ
- 三菱ドライビングポップス (TBSラジオほか)