亀山公園 (日田市)
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亀山公園(きざんこうえん)は、大分県日田市亀山町にある公園。日隈公園とも呼ばれることがある。
三隈川(筑後川上流)沿いの日田温泉(隈地区)の隣にあるこんもりとした丘。三隈三丘(日隈・月隈・星隈)に数えられるものの一つで水蝕残丘。
安土桃山時代に築かれた日隈城跡でもある。
名称の由来は亀のような形をした山なので亀山と呼び、元は曹洞宗龜翁山真光寺があった丘で、その名龜翁山を縮め、読みをキザンと呼ぶようになったという説が一般的である。元は日ノ隈山若しくは、日隈(ひのくま)山という。他に隈の城山と呼ぶこともある。
山頂には日隈神社があり、後醍醐天皇、楠木正成公、春日大明神の三柱を祀り、拝殿には大久保利通が書いた「龜翁山」・西郷南州の書いた「日隈神社」の額がある。
日田川開き観光祭の発祥地でもあり、児童公園として親しまれ、春は桜の名所となる。
2006年現在、公園の拡張が完了し新たな憩いの場となっている。
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