京都ハイジャンプ
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| 京都ハイジャンプ | |
|---|---|
| 距離 | 障害・芝3930m |
| 開催地 | 京都競馬場 |
| グレード | J・GII |
| 条件 | 3歳以上（混合） |
| 1着賞金 | 5,000万円 |
| 負担重量 | 3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減、JGI勝3kg増、JGII勝2kg増 |
| 創設 | 1999年11月20日 |
京都ハイジャンプ（きょうとはいじゃんぷ）は、日本中央競馬会（JRA）が京都競馬場の障害・芝3930mで施行する中央競馬の障害の重賞（J・GII）競走である。
目次 |
[編集] 概要
1953年に障害の重賞競走として創設され、年2回施行されていた京都大障害の秋の競走を前身とし、1998年の第91回競走を最後に廃止された京都大障害（秋）を機能的に引き継ぐ形で、1999年に障害競走にグレード制が施行されたと同時に新設された。
なお、京都大障害（春）は同年に新設された京都ジャンプステークスに引き継がれている。
例年12月に施行される中山大障害へ向けての前哨戦となっており、2005年優勝のテイエムドラゴンは同年の中山大障害で優勝している。京都競馬場の障害コースの難易度が他の競馬場よりも比較的高い。また、有力馬は中山大障害と施行場が同じであるイルミネーションジャンプステークスに出走するケースも多いため、出走頭数が少なくなる年度も多い。
京都ジャンプステークスとともに重賞競走用の「大障害コース」を通過するコースで施行され、高低差0.8m、長さ15.9mのバンケット（飛び上がり飛び下り台、愛称は「ビッグスワン」）が設けられている。また京都ジャンプステークスでは最後の直線コースに可動式の置き障害を設置するが、この競走では使用しない。
出走条件は、サラ系3歳（旧4歳）以上のJRA所属の競走馬（外国産馬を含む）。
負担斤量条件はグレード別定重量で、3歳は58キロ、4歳以上は60キロ、牝馬は2キロ減を基本とし、J・GI優勝馬は3キロ、J・GII優勝馬は2キロの負担重量が課せられるよう定められている。
総額賞金は9,550万円で、1着賞金5,000万円、2着賞金2,000万円、3着賞金1,300万円、4着賞金750万円、5着賞金500万円と定められている。
[編集] 歴史
- 1999年
- 京都競馬場の障害・芝3930mの4歳（現3歳）以上の別定の混合の重賞（J・GII）競走、京都ハイジャンプとして創設。
- 出走馬13頭の内7頭が落馬。7頭の落馬はＪＲＡの障害競走では史上初。
- 2001年
- 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
- グットパーラライス（牧田和弥騎乗）が落馬。
- 2002年 - ユウフヨウホウ（今村康成騎乗）が落馬。
- 2004年 - オレンジボウル（金折知則騎乗）が落馬。
- 2006年 - ラージヒルジャンプ（植野貴也騎乗）が落馬。
[編集] 歴代優勝馬
| 回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1999年11月20日 | ロードアトラス | 騸4 | 4:28.2 | 熊沢重文 | 伊藤雄二 |
| 第2回 | 2000年11月11日 | テイエムダイオー | 牡4 | 4:26.4 | 白浜雄造 | 鹿戸明 |
| 第3回 | 2001年11月10日 | アイディンサマー | 牡4 | 4:26.1 | 高田潤 | 藤原英昭 |
| 第4回 | 2002年11月9日 | メジロライデン | 騸6 | 4:31.0 | 嘉堂信雄 | 大久保正陽 |
| 第5回 | 2003年11月15日 | ウインマーベラス | 牡6 | 4:28.5 | 白浜雄造 | 森秀行 |
| 第6回 | 2004年11月13日 | ロードプリヴェイル | 牡6 | 4:32.2 | 熊沢重文 | 池江泰郎 |
| 第7回 | 2005年11月12日 | テイエムドラゴン | 牡3 | 4:33.2 | 西谷誠 | 小島貞博 |
| 第8回 | 2006年11月11日 | スプリングゲント | 牡6 | 4:28.3 | 小坂忠士 | 野村彰彦 |
[編集] 関連項目
- 京都大障害 - 前身の競走
- 京都ジャンプステークス - 京都大障害から分離したもう1つの障害競走
