信濃のコロンボ事件ファイル
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信濃のコロンボ事件ファイル(しなののころんぼじけんふぁいる)は、テレビ東京系の2時間サスペンスだった、女と愛とミステリーで2001年に放送開始され、現在のテレビ東京系の2時間サスペンスである、水曜ミステリー9でも引き続き放送されている、人気ドラマシリーズの1つである。原作者は内田康夫である。 因みに、第1作のタイトルは「信濃のコロンボ事件帳」で、第2作のタイトルは「名探偵信濃のコロンボ」だった。第3作から「信濃のコロンボ事件ファイル」になった。
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[編集] 登場する警察官たち
主人公の竹村岩男は、初めは長野県警の交番巡査だったが、長野県警飯田署の警部補に抜擢され、難事件を解決したことが認められ、長野県警捜査一課警部補に昇進し、現在は長野県警捜査一課警部の地位である。 また、竹村岩男と親しい大森修治は、竹村が飯田署の巡査部長だったときに、飯田署の署長で、竹村の功績が認められ、上司だった大森も同じく昇進し、長野県警北署の署長に就任して、後に長野県警刑事部長の地位になった。 そして、竹村が飯田署の巡査部長だったときに、難事件を抱えていた竹村から捜査協力を依頼された、警視庁のエリート刑事の岡部和雄は、竹村と共に捜査に奔走して、難事件を解決したことがきっかけになって、警視庁捜査一課警部に昇進した。 長野県で発生した事件が東京と関係する場合、竹村が岡部に捜査協力をして、共に事件解決に向けて捜査に奔走する。竹村と岡部は盟友である。 因みに、竹村が長野県警捜査一課警部補に昇進して、竹村の部下に木下真司刑事と、吉井部長刑事が登場し、竹村の右腕として活躍している。
[編集] キャスト
- 竹村岩男(長野県警飯田署警部補)[第1作]⇒(長野県警捜査一課警部補)[第2作]⇒(長野県警捜査一課警部)[第3作~]…中村梅雀
- 竹村陽子(竹村の妻)…原日出子
- 岡部和雄(警視庁南品川署警部)[第1作]⇒(警視庁捜査一課警部)[第2作~]…松村雄基
- 木下真司(長野県警長野北署刑事)[第2作]⇒(長野県警捜査一課刑事)[第3作~]…萬雅之[第12作、第13作]、末吉宏司[第2作、第4作]、宮下直紀[第5作~第7作、第9作、第10作]、原田健二[第3作]、山下徹大[第8作]
- 吉井(長野県警捜査一課部長刑事)[第4作~]…加藤純平
- 柄谷(長野県警西軽井沢署部長刑事)[第10作]⇒(長野県警西軽井沢署警部)[第11作、第13作]⇒赤塚真人[第13作]、山西道広[第10作、第11作]
- 桜井(長野県警西軽井沢署刑事)[第6作~第11作、第13作]…橋本啓輝
- 川島(警視庁捜査一課刑事)[第5作~]…伊吹康太郎
- 大森修治(長野県警飯田署署長)[第1作]⇒(長野県警長野北署署長)[第2作~第6作]⇒(長野県警刑事部長)[第7作~]…里見浩太朗
[編集] サブタイトル・放送年月日・主な共演者
- 第1作 死者の木霊(2001年11月14日)〔内田康夫の第1作作品〕 三浦浩一、濱田万葉
- 第2作 北国街道殺人事件(2002年5月22日) 遠藤久美子
- 第3作 「信濃の国」殺人事件(2003年2月5日) 中山忍
- 第4作 戸隠伝説殺人事件(2003年9月3日) 細川俊之、神戸みゆき
- 第5作 追分殺人事件(2004年3月24日) 田中美奈子、渡辺梓
- 第6作 軽井沢殺人事件(2004年9月8日) 大路恵美
- 第7作 見知らぬ鍵(2005年1月19日) 田中健、遊井亮子
- 第8作 アリスの騎士〈ナイト〉(2005年5月18日) 喜多嶋舞
- 第9作 乗せなかった乗客(2005年8月31日) 椋木美羽
- 第10作 杜の都殺人事件(2006年1月11日) 菊池麻衣子、木内晶子
- 第11作 埋もれ火(2006年4月5日) 川上麻衣子
- 第12作 陰画の構図(2006年8月16日) 小田茜
- 第13作 盲目のピアニスト(2006年12月13日) 鰐淵晴子、前田愛
[編集] スタッフ
- 現チーフプロデューサー…太田哲夫(テレビ東京)
- 現プロデューサー…中川順平(テレビ東京)、見留多佳城(G・カンパニー)、神埼良(G・カンパニー)
- 旧チーフプロデューサー…小川治(テレビ東京)
- 旧プロデューサー…只野研治(テレビ東京)、岡部紳二(テレビ東京)、元信克則(G・カンパニー)
- 原作…内田康夫
- 脚本…佐伯俊道、牧野繁[第3作・共同脚本]
- 監督…江崎実生
- 技術協力…ビデオフォーカス
- 美術協力…tac
- 制作…TV TOKYO、BSジャパン、G・カンパニー