北陸銀行
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北陸銀行のデータ(2006年3月31日現在) | |
統一金融機関コード | 0144 |
SWIFTコード | RIKBJPJT |
店舗数 | 186店(国内) |
設立日 | 1877年8月26日 |
資本金 | 1,404億900万円 |
従業員数 | 2,571名 |
預金残高 | 4兆8,331億円 |
貸出金残高 | 4兆857億円 |
本店 | |
所在地 | 〒930-8637 |
富山県富山市堤町通り1丁目2番26号 | |
電話番号 | 076-423-7111 |
ホームページ | 北陸銀行:たよれるネット |
株式会社北陸銀行(ほくりくぎんこう、英文名:THE HOKURIKU BANK, LTD)は、富山県富山市に本店を置く地方銀行。通称は北銀(ほくぎん)。北陸(福井・石川・富山)と北海道が主な地盤。
昭和期においては単独で地銀2位の規模を誇ったが、平成に入り(特に東京地区において)バブル崩壊と金融危機の影響を受け、財務内容が悪化している。
明治期の北海道移住者には富山県出身者が多かった縁もあり、北海道にも地盤を築いていたが(北陸銀行を取引銀行に含める道内企業はかなり多い)、2004年9月に北海道銀行と経営統合し、ほくほくフィナンシャルグループを設立し、グループ全体として再び横浜銀行に次ぐ地銀2位の規模を持つようになった。
以前は預金通帳でムーミンのものが作れたが、2005年12月より一般デザイン通帳のみの取り扱いとなっている。CMのナレーションは、富山県射水市出身の落語家立川志の輔がしている。
目次 |
[編集] 沿革
- 1877年(明治10年)8月 - 金沢第十二国立銀行開業。(旧加賀藩の前田家が七割を出資した士族中心の資本)
- 1879年(明治12年)2月 - 富山第百二十三国立銀行開業。(売薬業中心の資本)
- 1884年(明治17年)1月 - 富山第百二十三国立銀行が金沢第十二国立銀行と合併し、富山第十二国立銀行を設立。
- 1897年(明治30年)7月 - 株式会社十二銀行と改称。
- 1943年(昭和18年)7月 - 十二・高岡・中越・富山の前身4行合併により株式会社「北陸銀行」設立。(初代頭取は中田清兵衛)
- 2003年(平成15年)3月 - 石川銀行より営業譲渡を受け、その大半の42店を吸収する。
- 2003年(平成15年)9月 - ほくぎんフィナンシャルグループを設立し、その完全子会社となる。
- 2004年(平成16年)9月 - 北海道銀行と経営統合。ほくぎんフィナンシャルグループをほくほくフィナンシャルグループに名称変更。
- 2004年(平成16年)12月 - 同行の直接子会社として、株式会社北銀コーポーレートを設立。
- 2005年(平成17年)3月 - 同行北見支店を北海道銀行北見支店へ業務継承。
- 2005年(平成17年)4月 - 同行網走支店を北海道銀行網走支店へ業務継承。
- 2005年(平成17年)4月 - 北海道銀行から大阪支店の業務を継承。
- 2007年(平成19年)4月 - 函館市において北海道銀行に加えて、新たにみちのく銀行との一部の業務共同化(メール便、現金業務)開始(予定)。
[編集] ATMについて
ATMでは、北海道銀行・横浜銀行・大垣共立銀行・にいかわ信用金庫・のと共栄信用金庫・高山信用金庫のカードは自行扱いとなる(なおコンビニATMイーネットとローソンATMでは、それぞれ直接提携のない横浜銀行<2007年5月頃を目処にイーネット・ローソンにも提携する予定。>・大垣共立銀行及び以下の2信金(のと共栄信金・高山信金)のキャッシュカードの出金については管理銀行にかかわらず他行(MICS)扱いとなる。ただし、にいかわ信金に関しては北陸銀行管理のイーネットとローソンATMでの出金に限り自行扱いとなる)。
[編集] 関連会社
- ほくほくフィナンシャルグループ
- 北銀ビジネスサービス株式会社
- 北銀オフィス・サービス株式会社
- 北銀不動産サービス株式会社
- 北銀資産管理株式会社
- Hokuriku International Cayman Limited
- 株式会社北陸カード
- 北銀リース株式会社
- 北陸保証サービス株式会社
- 北陸キャピタル株式会社
- 北銀ソフトウエア株式会社
[編集] 関係する人物
[編集] 主要融資先
[編集] 外部リンク
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