千原靖史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千原 靖史(ちはら せいじ、1970年1月25日 - )は、お笑いコンビ千原兄弟のツッコミを担当。京都府福知山市出身。NSC8期生。既婚。
目次 |
[編集] 人物
NSC入学後、当時ひきこもりだった弟の千原浩史(千原ジュニア)を誘い、お笑いコンビ千原兄弟を結成。天然キャラであり、大雑把でひと癖あるツッコミが特徴的である。吉本芸人ではほんこんや岩尾望(フットボールアワー)と並ぶ不細工キャラだが、2002年6月に結婚している(沖縄・宮古島の教会で挙式)。
デリカシーのない無遠慮なキャラクターではあるが、その反面友人が非常に多い。プライベートでの人脈・情報網は並大抵ではなく、『やりにげコージー』『やりすぎコージー・土曜婦人』ではその情報網を利用した企画が放送された。それらの番組ではしばしば私服で登場し、その私服も知り合いがデザインしたものを着用している。
毎回ダウンタウンの番組に出演するたびに浜田雅功に名前をわざと「やすし」と呼ばれることが多い。浜田は何度も繰り返し言っているのに対し、律儀に「せいじや」とつっこむ。また松本人志は「ホクロの位置がマリリン・モンローと全く同じ」とよく言っているが、これは松本の勘違いである。『ガキの使い』の人気企画「七変化」ではブサイク顔が受け、43000円(歴代4位)と大健闘した。ちなみに松本人志は本番前に靖史のスタイルを見て「スゴイなぁ!」と言って1000円を入れていた。
ラジオ番組「松本人志・高須光聖の放送室」での電話企画「カプリチョーザ杯」では、期待されていなかったにもかかわらず、かなりの高評価を得るダジャレを連発した。
また、異常なほどのドSな性癖を持っている。 『やりすぎコージー・土曜婦人』内で実際にプレイを軽く実演したところ、相手の女性を縄で縛る前に縄をわざと床に落とし、「拾って。」と言って相手に拾わせる段階から始め、やりすぎガール達をドン引きさせていた。
イメージと違うが相当なアニメファンで、今までにおかずにしたキャラナンバ-1はリン・ミンメイ。
松本人志に毎秒残念と言われた。(人志松本のすべらない話(2006年12月29日)にて)これは、弟の千原ジュニアが兄のエピソード(後述)を語る際しばしば「うちの残念な兄が…」と言うためである。
[編集] エピソード
多くは、ジュニアの口から語られることが多い。
- 子供の頃、野球をしに行こうと家を出る時、閉まっていることに気づかずにガラス戸に突進して割ってしまったことがあるが、そのまま何事も無かったように野球に行った。
- 小学生の時に、全校集会で癇癪持ちのジュニアのクラスメートが暴れだし、椅子を持ち上げて「お前ら、包丁で刺し殺したろかー!」と叫んだ際に、「椅子いらんやんけー!」とつっこみ、体育館中を爆笑の渦に巻き込み、事態を沈静化させた。ジュニアはとても恥ずかしかったらしい。
- 2丁目劇場の楽屋で、誰かを相手にプロ野球の話を喋っているようだった。かなり熱く語っていたので、相手は誰かと覗いたら、靖史一人だった。
- 上戸彩と山本寛斎のショーに共演した際、上戸彩が彼の刀を見て「それ本物ですか?」と聞いたところ「おお、そうや」と言い、「へぇ~スゴいですねぇ」と言われた直後「本物なわけあらへんやろぉぉ!」と叫び、大声でつっこむためにあえて一度泳がせた。なお、哀川翔はそのやりとりを見て大爆笑していた。
- 山本寛斎さんのショーに出演した際、千原兄弟が舞台に到着した際まだ黒子が作業をしていた。その際にそこの監督の人が黒子を思いっきり怒鳴りつけていたら「見ろ!!ジュニア!!黒子めっちゃ怒られとんぞ!!」とデリカシーがまるでない大声で言った。
- そしてそのショーの本番前、一緒に出演していた女の子達が本番前だったのでひな壇で会話していたところにズカズカと会話に入り込みそこで「ってゆうかお前らの話全然おもろないやんけ!!」っと言った
- ロケでベトナムに行った際、ジュニアがホテルの前でたむろしているバイクタクシーの運転手に「お兄さん、乗る?」と聞かれ、 断っていたところ、ふと辺りを見回すと、靖史がバイクタクシーの運転手を後ろに乗せて、街を疾走していた。
- 川に銛を持って潜り、何か動いたと思い突き刺したら、自分の左足のももだったことがある。
- 中高生時代はパティシエに憧れ両親から誕生日プレゼントに電動泡立て器を買ってもらった。ジュニアが中学時代に深夜に家に戻ると、靖史が起きて待っていて「どこ行ってたんや!0時過ぎたやないかっ!」と怒るので、親でもないのになんだと思っていると、照れながら「おめでとう」と手作りケーキを差し出した。ジュニアの誕生日だったのだ。
- 部屋の中が汚く、陣内智則に部屋の床に唾を吐かれたことがある。
[編集] 出演作品
[編集] テレビドラマ
- ドラマDモード『深く潜れ~八犬伝2001~』(2000年、NHK総合テレビ)及川昭人役
- 火曜サスペンス劇場『女弁護士高林鮎子28・京都保津峡逆流の殺意』(2000年8月、NTV系、東映)刑事役
- 劇団演技者。『インテリジェンス』(2006年、フジテレビ)
[編集] 映画
カテゴリ: お笑い芸人 | 京都府出身の人物 | 1970年生 | 人物関連のスタブ項目