史実を世界に発信する会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
史実を世界に発信する会（しじつをせかいにはっしんするかい）とは、英語インターネット圏に蔓延している“反日プロパガンダ”に対抗するため、史料に基づいた日本語文献をプロの翻訳家に英訳してもらいネット公開することを活動内容とする団体である。英語名は「Society for Dissemination of Historical Fact」。なお、姉妹サイトとして「英訳日本の歴史館」がある。こちらは民間の愛国ボランティアによる簡単な英訳作業で賄っている。
目次 |
[編集] 結成の理由
戦後、反日勢力（中国・韓国とそのシンパである国内左派、及び彼らの影響を受けた欧米の政治家・言論人）による国際的な反日プロパガンダは全くといってよいほど野放しにされてきた。そのプロパガンダには史実に反するものや論理構成に矛盾のあるものが多い。これらのプロパガンダの蔓延を放置していると、諸外国において“侮日”の感情が醸成されていき日本国の名誉のみならず、在外日本人の安全、退いては日本国の安全保障にすら悪影響を及ぼすことになる可能性が高い。こうした事態を打開するためには、史実に関する主張を国内で展開するだけではなく、国際的反日プロパガンダに対抗し得る日本語の論文・著作を英訳していき日本国に対する誤解、偏見を是正しなければならないというのが「会」の結成理由である。
[編集] 活動の概要
日本語で書かれた文献を英訳したものをインターネット上にアップロードするのが主な活動内容。著述物の英訳に必要な代金は会の活動資金から捻出される。活動資金の一切は民間有志からの寄付によって賄われている。 当面は、
に関する文献に重点を置いて英訳作業をしていくと告示している。
[編集] 英訳した文献
[編集] 書籍
- 『南京虐殺の徹底検証』（東中野修道）
- THE NANKING MASSACRE：Fact Versus Fiction
- 『南京虐殺否定１５の論拠』（田中正明）
- What Really Happened in Nanking
- 『満州国は日本の植民地ではなかった』（黄文雄）
- Manzhouguo: The True Story of a Short-lived, Ideal State in Manchuria
- 『総括：ユダヤ人を助けた日本人』（上杉千年）
- Japan That Helped the Jewish Refugees
[編集] 論文
- 「強制連行は作られた物語」（鄭大均）
- The Fabrication of "Forced Conscription"
- 「支那事変（いわゆる日中戦争）の真実を求めて」（永江太郎）
- An Inquiry into the Truth of Sino-Japanese Incident(or, the Sino-Japanese War)
- 「靖国神社問題について」（加瀬英明）
- Concerning the Yasukuni Shrine Problem
[編集] 会員
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本語版公式サイト
- 英語版公式サイト
- 「史実を世界に発信する会」と同じく、英文により反日宣伝に対抗するサイト。こちらの英訳作業は民間ボランティアの書き込みによってなされる。現在サイト休止中。
- 「篤志つうじ倶楽部」の補助・後継を担う掲示板
