叶れい子
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叶麗子(かのう れいこ)は、奈良県桜井市出身の演歌歌手。日本クラウン所属。
1988年、新世界にあった松竹芸能の劇場「新花月」にて初舞台を踏む。同地で人気が沸騰し、「通天閣の歌姫」の異名を取る。
1990年、徳間ジャパンよりレコードデビュー。デビュー曲「通天閣人情」は岡千秋の作曲。
月亭八方の薦めにより、頭に通天閣の模型を乗せて歌ったことから度々メディアでも取り上げられるようになり、知名度を上げた。通天閣の下にある将棋センターにて土日に開催される「通天閣歌謡劇場」には彼女目当ての熱狂的なファンが詰め掛けた。現在でも1~2ヶ月に1回(但し、同劇場は2部構成の為1日2回歌う)程度のペースで同劇場に出演している。
1996年秋から1997年春に掛けて放送されたNHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」に登場したオーロラ・輝子は彼女をモデルにしている。この縁で叶自身も「ダイナマイト玲子」の役名で同ドラマに出演し、また劇中歌「夫婦みち」を持ち歌に加えた。
横山やすしを慕っており、横山の作詞した「忍」は彼女の心の拠り所となっている。
足に障害を負っていることでいじめにあった経験などから、2000年より歌手活動に平行して人権・福祉をテーマにした講演活動を行っている。
[編集] 関連リンク
- http://www.reiko-kanou.com/(オフィシャルサイト)