吉田勝己
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吉田勝己(よしだかつみ)は日本屈指の競走馬の生産者。慶應義塾大学商学部卒業。ノーザンファーム代表、社台スタリオンステーション(有限会社 社台コーポレーション)代表取締役を務める。馬主でもある。
社台グループ創始者吉田善哉の次男。兄に社台ファーム代表及び社台スタリオンステーション代表取締役吉田照哉、弟に追分ファーム代表及び社台スタリオンステーション専務取締役吉田晴哉がいる。妻の吉田和美は馬主。ノーザンファーム空港場長吉田俊介は息子。娘の吉田真知子はジム・オドネル著「ジョンがポールと出会った日」の訳者である。
ノーザンファームは日本屈指の大牧場で、優秀な繁殖牝馬を多数所有する。生産馬が2004年のキングカメハメハによる日本ダービーから2005年のディープインパクトによる菊花賞に至るまでのクラシック7連勝という大偉業を成し遂げた。また、有数な馬主と提携し、引退後はノーザンファームで種牡馬生活を送れるよう馬の株式をある程度現役時代に買い取る方法を取っている。代表例としては、クロフネ・キングカメハメハ・ジャングルポケットなどがいる。
本当は勝哉と名づけられるはずであったが、出生当時に「哉」の漢字が人名に使われないようになっていた為勝己と名づけられた。
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