吉礼駅
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吉礼駅(きれえき)は、和歌山県和歌山市吉礼にある和歌山電鐵貴志川線の駅である。古くからの集落にあり利用客が多い駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線をもち列車同士の行き違いができない地上駅である。この駅の駅舎は平成10年(1998年)に撤去され、設備としてはホームとその上の上屋、そして独立したトイレ(男女共用の汲取式)があるのみである。ホームと外との連絡はホームの端にあるスロープによる。駅舎の跡地には利用者が自転車を置いている。
無人駅であり自動券売機や自動改札機なども設置されていないが、前述のとおりこの駅は利用者が多いので朝夕のラッシュ時などにはワンマン列車に運転手のほかに、この駅で集札業務をするための要員が和歌山駅からこの吉礼駅まで乗車する。
[編集] 駅周辺
この駅の北側には古くからの吉礼集落が広がっており駅前には商店などもある。またこの駅の南側を東西に流れる和田川を橋で渡った対岸には菖蒲丘団地がありここの住民にも当駅の利用者は多い。当駅の南側の低い山の上には和歌山信愛女子短期大学があるが同大学へはとなりの岡崎前駅から行くほうが便利である。
なお当駅と当駅の一つ和歌山よりにある岡崎前駅との間で貴志川線は阪和自動車道と交叉することとなる。
- 和歌山吉礼簡易郵便局
- 和歌山市立山東小学校
- 和歌山市役所西山東支所
- 武内宿祢誕生井
[編集] 歴史
- 1916年(大正5年)2月15日 - 山東軽便鉄道の大橋駅から山東駅(現在の伊太祁曽駅)までの開通とともに吉礼駅として開業する。
- 1929年(昭和4年)11月 - 山東軽便鉄道が山東鉄道に社名変更となり山東鉄道の駅となる。
- 1931年(昭和6年)4月28日 - 山東鉄道が和歌山鉄道に社名変更となり和歌山鉄道の駅となる。
- 1957年(昭和32年)11月1日 - 和歌山電気軌道が和歌山鉄道を合併し和歌山電気軌道鉄道線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)11月1日 - 南海電気鉄道が和歌山電気軌道を合併し南海貴志川線の駅となる。
- 1998年(平成10年)3月 - 駅舎を撤去。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 南海貴志川線を和歌山電鐵が継承、和歌山電鐵貴志川線の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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