咸鏡南道

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咸鏡南道
位置
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各種表記
チョソングル：	{{{2}}}
漢字：	咸鏡南道
平仮名： （日本語読み仮名）：	{{{hiragana}}}
片仮名： （現地語読み仮名）：	ハムギョンナムト
ラテン文字転写：	{{{latin}}}
英語：	Hamgyŏngnam-to

世界 > アジア > 東アジア > 朝鮮民主主義人民共和国 > 咸鏡南道

咸鏡南道（ハムギョンナムド、かんきょうなんどう）は、朝鮮民主主義人民共和国北東部（朝鮮半島北東部）に位置する行政区。道都は咸興市。咸興は一時期直轄市に昇格したがその後戻された。

目次 1 概要 2 歴史 3 咸鏡南道の自治体 3.1 市部 3.2 郡部 4 関連項目

[編集] 概要

摩天嶺山脈、赴戦嶺山脈、蓋馬高原などの高い山々が聳え立っており、原始林も多い。水産資源も豊富で新浦市などでは漁業が盛ん。日本海沿いには化学工業や機械工業が中心の工業地帯が形成されている。端川市のマグネサイトなどの資源も豊富。咸鏡南道側の蓋馬高原には、日本統治時代に鴨緑江の支流をせき止めて建設された長津湖、赴戦湖というダム湖があり水力発電を行っている。

[編集] 歴史

李朝が発祥した地で李成桂の出身地・永興がある。1896年咸鏡道を南北に分割して形成。植民地時代に日窒コンツェルンが水力発電用ダムを形成し、咸興・興南を中心に化学工業など重工業が発達した。朝鮮戦争では空爆により都市部は破壊されたが戦後は旧ソ連・東欧諸国の援助もあり復興した。

なお、日本統治時代（1910年～1945年）においては、日本語読みで「かんきょうなんどう」と呼ばれていた。

[編集] 咸鏡南道の自治体

[編集] 市部

• 端川市-단천시【端川市】Tanchŏn-si （タンチョン=シ）
• 新浦市-신포시【新浦市】Sinpho-si （シンポ=シ）
• 咸興市-함흥시【咸興市】Hamhŭng-si （ハムフン=シ、咸鏡南道道都）
• 興南市-흥남시【興南市】Hŭngnam-si （フンナム=シ）
• 琴湖地区-금호지구【琴湖地區】Kŭmho-jiku （クムホ=ジグ）
• 水洞区-수동구【水洞區】Sutong-ku （スドン=グ）

[編集] 郡部

• 高原郡 - 고원군【高原郡】Kowŏn-kun （コウォン=グン）
• 金野郡 - 금야군【金野郡】Kŭmya-kun （クミャ=グン）
• 徳城郡 - 덕성군【德城郡】Tŏksŏng-kun （トクソン=グン）
• 楽園郡 - 락원군【樂園郡】Rakwŏn-kun （ラグォン=グン）
• 利原郡 - 리원군【利原郡】Riwŏn-kun （リウォン=グン）
• 赴戦郡 - 부전군【赴戰郡】Pujŏn-kun （プジョン=グン）
• 北青郡 - 북청군【北靑郡】Pukchŏng-kun （プクチョン=グン）
• 新興郡 - 신흥군【新興郡】Sinhŭng-kun （シンフン=グン）
• 長津郡 - 장진군【長津郡】Jangjin-kun （チャンジン=グン）
• 定平郡 - 정평군【定平郡】Jŏngphyŏng-kun （チャンピョン=グン）
• 咸州郡 - 함주군【咸州郡】Hamju-kun （ハムジュ=グン）
• 虚川郡 - 허천군【虛川郡】Hŏchŏn-kun （ホチョン=グン）
• 洪原郡 - 홍원군【洪原郡】Hongwŏn-kun （ホンウォン=グン）
• 栄光郡 - 영광군【榮光郡】Yŏngkwang-kun （ヨングァン=グン）
• 耀徳郡 - 요덕군【耀德郡】Yotŏk-kun （ヨドク=クン）

[編集] 関連項目

• 朝鮮八道
• 咸鏡道
• 二十三府制
• 咸鏡南道 (植民地時代)