品川伊氏
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品川伊氏（しながわ これうじ、寛文9年（1669年） - 正徳2年9月22日（1712年10月22日））は、江戸時代の高家旗本。養父は品川高如。松平重治の次男。生母は久世広之の娘。通称は彦五郎、内膳、采女。官位は従四位上左少将、備前守。
実父は上総佐貫藩主松平重治。父方の祖父である高家旗本品川高如の養子になった。寛文11年（1671年）7月8日養父高如の死去により、家督を相続した。延宝4年（1676年）10月8日将軍徳川家綱に御目見する。元禄元年（1688年）11月14日高家職に就任し、12月25日従五位下侍従・備前守に叙任した。後に従四位上左少将にまで昇進した。元禄14年（1701年）8月28日畠山基玄と同様の職務、すなわち高家肝煎を命じられる。宝永7年（1710年）12月1日500石を加増されて、合計1500石となる。正徳2年（1712年）9月22日死去、44歳。
正妻は蒔田定行の娘。三男一女あり。長男今川範高、次男今川範主は本家の今川家を相続した。
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