品川氏維
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品川 氏維(しながわ うじすけ、生年不詳 - 没年不詳 )は、江戸時代の高家旗本。旗本竹中定弘の次男。生母は鈴木氏。通称は隼人。
高家旗本品川氏長の末期養子となる。天明8年(1788年)5月3日養父氏長の死去により、家督を相続する。同年12月1日将軍徳川家斉に御目見する。生涯高家職に就くことはなかった。寛政5年(1793年)4月22日隠居し、養子言氏に家督を譲る。寛政10年(1798年)3月22日病気を理由に実兄竹中定格のもとにあったところ、屋敷から出奔し、行方不明となる。いわゆる逐電である。このため、養子言氏は処罰を受けることになった。
正妻は竹中定胤の養女。子女はいない。
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