地中海 SOUND STROLL
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地中海 SOUND STROLL(ちちゅうかい さうんど すとろーる)は、土曜9:30~10:00にNACK5で放送されているラジオ番組。放送期間は2005年4月2日~。
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[編集] パーソナリティ
[編集] ゲスト
- 因幡晃(2005年8月27日)
[編集] 概要
- この番組も「飯田圭織・今夜も交信中!」同様、厳密に言えば、独立した「番組」ではない。日本全国のどの新聞のラジオ番組欄にも番組名が載ったことは一度も無い。編成上は、「EXCITING SATURDAY(DJ:堀江ゆかり 土曜 7:00~12:00)」内の1コーナーである。
- タイトルの意味は、「地中海諸国(対象となる地域はフランス,イタリア,スペイン,ギリシャなど)を音楽にのせて、散策していく」。その意味の通り、地中海諸国の街を毎週1つ紹介しながら、紹介された街にちなんだ音楽・曲を流していく。
- 番組冒頭の挨拶は、飯田圭織が、紹介される街にちなんだ言語でなされる。以下に示すが、いずれも日本語で「おはようございます」という意味である。
- フランス→「Bonjour(ボンジュール)」
- イタリア→「Buongiorno(ブゥオンジョルノ)」
- スペイン→「Buenos días(ブエノス ディアス)」
- ギリシャ→「Καλημέρα(カリメーラ)」
- 番組の途中には、リスナーからのお便りを読むコーナーがある。
- 番組の最後に、加藤紀子のコーナー「~加藤紀子 Bonne Promenade~」がある。これは、加藤紀子が1999年~2002年まで、フランス・ パリに語学留学していた時のエピソードを語った物である。尚、このコーナーでかかる音楽は、加藤紀子の歌か、加藤紀子が選曲したフランスの曲のいずれかである。
- 2006年4月1日放送分からリニューアルされた。変更点は以下の通り
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- 地中海諸国の街を紹介していく企画から、ヨーロッパ諸国の映画を紹介していく企画に変わった。
- 番組冒頭の挨拶は「おはようございます」に統一された。
- 加藤紀子のコーナーが無くなった。
- リスナーからのお便りで、楽曲や映画のリクエストを受け付けるようになった。
- 2007年1月20日放送分から再度リニューアルがなされた。変更点は以下の通り。
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- 相田翔子がパーソナリティとして加わり、毎週、飯田圭織と2人で番組を進行することになった。
- 飯田圭織による映画の紹介のほかに、相田翔子によるヨーロッパにまつわる書籍の紹介コーナーが新設され、隔週で交互に行うことになった。
[編集] 備考
- 番組で最初に取り上げられた街は、 フランス・アルルである(2005年4月2日放送分)。フィンセント・ファン・ゴッホが愛した街として有名で、彼の絵画のタイトルにもなっている。(『アルルの女(l'Arlésienne)』)
- 2005年8月27日放送分では、リスナーからのお便りを読むコーナーに代わって、因幡晃がゲスト出演。因幡晃30th Anniversary CONCERT TOUR 「ミーム~心の遺伝子の叫び」の宣伝を兼ねた物で、新曲「人生それは終りのない旅 」が番組内で流れた。
- 番組で最初に取り上げられた映画は、『アメリ』(2001年仏)である(2006年4月1日放送分)。また、2006年5月20日放送分では、初めて地中海諸国以外を舞台にした映画『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年米。オーストリア・ザルツブルグが舞台)が紹介された。さらに、2006年5月27日放送分では、リスナーからのリクエストで『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年伊・仏) が紹介されるなど、「地中海諸国」という枠にとらわれずに、あらゆるジャンルのヨーロッパ映画に範囲を広げている。