坊津町
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坊津町(ぼうのつちょう)は、鹿児島県の南部にあった町で、川辺郡に属する。
2005年11月7日、加世田市・大浦町・笠沙町・金峰町と合併して南さつま市となり、自治体としては消滅した。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 隣接市町村
- 枕崎市
- 加世田市
- 川辺郡大浦町
[編集] 歴史
坊津は古代から海上交通の要地として栄え、奈良時代には鑑真が現在の町域の一部である秋妻屋浦(現・秋目地区)に上陸した。中世には島津氏の統治下にあり、中国(明)・琉球との貿易により栄え、倭寇や遣明船の寄港地でもあった。『武備志』には安濃津(現在の三重県津市)、博多津(現在の福岡市の一部)と並ぶ主要港として記されている。安濃津・博多津・坊津を「日本三津」(津とは港の意味)という。
江戸時代、長崎が主要貿易港となった後も薩摩藩の密貿易の地として引き続き栄えたが、江戸幕府による密貿易の取締りにより衰退したといわれる。
[編集] 近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、川辺郡坊村・泊村・久志村・秋目村の4村が合併し西南方村が発足。
- 1953年(昭和28年)10月15日 坊津村に改称。
- 1955年(昭和30年)11月1日 町制を施行。
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 町立
- 坊泊中学校
- 久志中学校
[編集] 小学校
- 町立
- 坊泊小学校
- 久志小学校
- 清原小学校
- 栗野小学校
[編集] 交通
[編集] バス路線
[編集] 一般路線バス
[編集] 道路
[編集] 一般国道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 鑑真記念館
- 十五夜(国指定重要無形文化財)
- ほぜどん
- 唐カラ船まつり
- 丸木浜海水浴場
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 鹿児島県の自治体
-
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