鹿屋市
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人口10万人を擁する、大隅地方の行政・経済・産業の中核都市で、大隅地方の中心となる市である。年間の平均気温17℃という温暖な気候と豊かな自然を活かした農業・畜産が盛んであり、黒豚やブロイラー、落花生、サツマイモなどが特産品である。また、国立大学の鹿屋体育大学や海上自衛隊鹿屋航空基地があることでも全国的にその名が知られている。
旧鹿屋市は平成の大合併が実施されるまで鹿児島県内では鹿児島市に次ぐ2番目の人口を有する市であったが、平成の大合併による薩摩川内市誕生時には、3番目の人口になり、霧島市誕生時は4番目であった、しかし、旧鹿屋市が肝属郡の2町と曽於郡1町との合併により新鹿屋市となり3番目に人口規模とになった。
近年では「ばらのまち」「健康・スポーツ都市」をキャッチフレーズとしている。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 位置・地形
大隅半島のほぼ中心部に位置しており、市域は東西20km、南北41kmに及ぶ。市の北西部には、高隈山系が連なり、南東部には、肝属山地(国見山地)との間に笠野原台地(シラス台地)や肝属平野が広がっている。市の中央部には肝属川が流れ、西部は鹿児島湾(錦江湾)に接し海岸線が続いている。
[編集] 市街地
- 北田・本町地区
飲食店街、金融機関、バスセンターなどがある中心街。行政・商業地区である。百貨店の閉鎖や市役所の移転、郊外の大型店舗の進出により空洞化が進んでいる。市役所跡地はイベント広場になっており近年までさまざまな催事に使われていた。(2006年後半から駐車場として利用) 特に土曜朝市は地元住民に好評。2004年には旧桜デパート閉店後、唯一この地区に残っていたスーパーまるはセンターが閉店。商店街の空洞化がさらに進む。
この状況を打開するため、北田大手町地区では鹿屋市主導で市街地再開発事業が行われている。その中心施設であるリナシティかのやは2007年4月に総合オープン予定。それに先駆けて2005年春、中心的存在だった旧桜デパートと旧バスセンターの建物が取り壊され、北田交差点付近はかなり閑散となった。
- 西原地区
海上自衛隊鹿屋航空基地や運動公園、学校などが集まっている住宅・文教地区。旧国道220号線沿いに団地や各種商店が並んでいる。1990年代前半までは旧鹿屋市域内の地区別人口で首位を誇っていた。スプロール現象が発生している。また鹿屋市など大隅半島を拠点とするマスメディア(南九州新聞・おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク)は当地区に所在する。「バラ園」のある霧島ヶ丘公園は当地区と大姶良地区との境界線上にある。
- 寿・札元地区
旧国道220号線(県道68号)、国道269号線、国道220号線鹿屋バイパスに囲まれた地区を中心に発展した商業・住宅地域。最近は札元地区の鹿屋バイパス沿いに大型店の進出が相次いでおり、寿・札元地区で新しい市街地を形成しつつある。1995年4月時点で旧鹿屋市域内の地区別人口で首位になった。西原地区と同様にスプロール現象が発生している。
- 田崎・川西地区
近年住宅地の開発が進み、西原・寿地区と並び人口増加地区となっている。
- 大姶良地区
国立ハンセン病療養所の国立療養所星塚敬愛園がある。1995年時点では人口は減少傾向にあったが、近年は住宅地の開発が進行しつつある。
- 花岡・古江地区
鹿屋体育大学・大隅少年自然の家がある。高隈山の鹿屋中継局(県域TV・FM送信所)も厳密には当地区に所在する。天神町には菅原道真が祭られた神社がある。
- 高隈地区
人口減少が進む。国道504号高隈バイパス開通後中心部は閑散とした様子となっている。肝属川支流の串良川流域に高隈ダム(大隅湖)があり、笠野原台地の農業発展に一役買っている。→農林水産省直轄ダム
- 高須・浜田地区
鹿児島湾に面した地区。国道269号が南大隅方面へ繋がっている。
- 吾平町地区
北部は鹿屋市のベッドタウンとして機能している面があり、合併前の人口は横ばい状態が続いていた。神武天皇の父母(ウガヤフキアエズ・タマヨリビメ)の陵墓と言われる吾平山上陵や県立大隅広域公園がある。
- 串良町地区
大部分が笠野原台地に属し、農業が盛ん。特別攻撃隊員の慰霊塔がある。
- 輝北町地区
鹿屋市内で唯一曽於郡に属していた。百引・市成の2地区に分かれる。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
[編集] 古代
市名の由来は、鹿屋市史によるといくつかの説があるといわれている。
- 古事記、日本書紀に登場する「熊襲(くまそ)の首長鹿文(かや)」の名によるという説。
- 周辺に多く自生していた茅(ちがや)の名が、「かのや」に転訛したという説。
- 鹿(しか)が多く棲息しておりそこから「かのや」になったとの説。
歴史的にみると、平安初期には「かのや」の地名で呼ばれていたということである。
律令制では大隅国に属した。鎌倉時代から室町時代には城が置かれたこともあり、大隅地区の中心地として発展した。
[編集] 近現代
1936年には市内に日本海軍航空隊の基地が置かれ、真珠湾攻撃訓練の中核地となり、第二次世界大戦中は特攻隊の出撃基地となった。戦後も海上自衛隊の鹿屋航空基地が置かれ、現在でも国防の一大拠点都市としての役割が強い。
- 1871年(明治4年)12月25日(新暦) 廃藩置県後の府県合併に伴い現在の鹿屋市全域が都城県に属す。
- 1873年(明治6年)1月15日 宮崎県の設置に伴い鹿児島県に属す。
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制度施行により、現在の市域に相当する以下の村々が発足。
- 1896年(明治30年)4月1日 郡区画改正に伴い、東囎唹郡市成村から囎唹郡市成村となる。
- 1912年(大正元年)12月13日 鹿屋村が町制施行、鹿屋町となる。
- 1932年(昭和7年)5月15日 西串良村が改称・町制施行により串良町となる。
- 1941年(昭和16年)5月27日 鹿屋町・花岡村・大姶良村が新設合併・市制施行により鹿屋市となる。(初代)
- 1947年(昭和22年)10月15日 姶良村が改称・町制施行により吾平町となる。
- 1955年(昭和30年)1月20日 高隈村が鹿屋市に編入合併。
- 1956年(昭和31年)4月1日 百引村・市成村が新設合併・町制施行により輝北町(所属郡は囎唹郡)となる。
- 1958年(昭和33年)1月20日 垂水町新城の根木原・桜町地域を鹿屋市に編入
- 2006年(平成18年)1月1日 鹿屋市・輝北町・串良町・吾平町が新設合併し、鹿屋市となる。(2代目)
[編集] 人口の推移
- 1941年 鹿屋市制施行(鹿屋町、花岡村、大姶良村が合併)
- 1947年 国勢調査 人口62,497人 13,633世帯
- 1950年 国勢調査 人口63,506人 13,757世帯
- 1955年 高隈村を編入
- 1958年 垂水町新城の根木原、桜町を編入
- 1960年 国勢調査 人口72,498人 17,541世帯(市域拡大のため)
- 1970年 国勢調査 人口66,995人 20,566世帯
- 1980年 国勢調査 人口73,242人 25,197世帯
- 1990年 国勢調査 人口77,655人 28,411世帯
- 1998年 人口8万人を突破
- 2004年 大隅中央合併協議会(鹿屋市、輝北町、串良町、吾平町)を設置(2006年1月1日合併)
- 2006年 1月1日合併時 人口106,462人 42,992世帯(市域拡大のため)
[編集] 平成の大合併
- 当初は垂水市・輝北町・吾平町・串良町との枠組みで合併計画が進められる。当時の新市の名称は「大隅市」。
- その後、2004年に設置された大隅中央合併協議会の一員として垂水市を除いた3町と合併協議を進め2006年1月1日に新設合併した。鹿児島県の自治体では初めて地域自治区を設けている(2009年まで)。なお、合併前の2005年12月には鹿屋市に縁のある人物(哀川翔・柴田亜衣・横峯さくら)が出演する合併告知コマーシャルがオンエアされた。
[編集] 行政
- 市長:山下栄(旧鹿屋市長)
- 市長職務執行者(新市長選出まで):有留忠男(旧輝北町長)
[編集] 市の行政機関
- 鹿屋市役所
[編集] 県の行政機関
- 鹿児島県警察:鹿屋警察署
- 大隅肝属地区消防組合
[編集] 国の行政機関
[編集] 産業
- 農業・畜産が盛ん。特に、高隈ダムから農業用水をひいて大規模なかんがい事業を行なった笠野原台地では、様々な農作物が栽培されておりサツマイモや落花生等の産地となっている。
- 鹿屋内陸工業団地や市街地南部の工業地区を中心に電子工業、繊維製造業、食品加工業などの多くの事業所があり、雇用の創出や地域の活性化に貢献している。
- 都市の規模の割りにパチンコ屋が多く、パチンコ産業がこの町の基幹産業だ、という見方をする人もいる。
[編集] 鹿屋市に本社を置く主要企業
- テイエム技研
- 鹿児島県信用組合
- フェスティバロ
- 財寶(財寶温泉)
- 小鹿酒造協業組合
- 大海酒造協業組合[[1]]
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 大学
- 国立
[編集] 専門学校
- 鹿屋市立鹿屋看護専門学校
[編集] 高等学校
- 鹿児島県立鹿屋高等学校
- 鹿児島県立鹿屋工業高等学校
- 鹿児島県立鹿屋農業高等学校
- 鹿児島県立串良商業高等学校
- 鹿屋市立鹿屋女子高等学校
- 私立鹿屋中央高等学校
[編集] 中学校
- 鹿屋市立鹿屋中学校
- 鹿屋市立第一鹿屋中学校
- 鹿屋市立鹿屋東中学校
- 鹿屋市立田崎中学校
- 鹿屋市立大姶良中学校
- 鹿屋市立高須中学校
- 鹿屋市立高隈中学校
- 鹿屋市立花岡中学校
- 鹿屋市立市成中学校
- 鹿屋市立百引中学校
- 鹿屋市立串良中学校
- 鹿屋市立細山田中学校
- 鹿屋市立上小原中学校
- 鹿屋市立吾平中学校
[編集] 小学校
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[編集] 文化施設
- 鹿屋市文化会館
- 鹿屋市立図書館
- 鹿屋市立視聴覚センター
- 中央公民館
- 花岡地区公民館
- 地区学習センター(大姶良・高須・田崎・西原・東)
[編集] スポーツ・健康施設
- 鹿屋市体育館
- 県民健康プラザ健康増進センター - かつて存在した鹿屋競馬場(地方競馬)の跡地に立地。
[編集] 交通
[編集] 空港
- 鹿屋バスセンター~鹿児島空港間はリムジンバスでおよそ100分。
[編集] 港湾
- 鹿屋港
- 高須港
[編集] 道路
[編集] 高速道路
現在の最寄のインターチェンジは都城IC(宮崎自動車道)または国分IC(東九州自動車道)。2007年現在鹿屋市方面へは新直轄方式で東九州自動車道が建設中で、将来的には鹿屋串良ICが最寄のICとなる。
[編集] 一般国道
[編集] 自転車・歩行者専用道路
- フィットネスパース - 大隅線の旧鹿屋市のうち、大隅高須駅から永野田駅までの路線を整備
[編集] バス路線
[編集] 交通手段
鹿屋市には鉄道が走っていないので、自家用車・バスが専らの交通手段となる。
- 現在の最寄り駅は志布志駅(日南線)であるが、実用的な最寄り駅は国分駅もしくは都城駅(日豊本線)。しかし自家用車では駅まで1時間以上掛かるため日常的には利用されていない。かつては国鉄大隅線(1987年廃止)が通っており、市内(廃止当時)には中心駅鹿屋をはじめとする次の7つの駅があった:
永野田駅 - 大隅川西駅 - 鹿屋駅 - 大隅野里駅 - 大隅高須駅 - 荒平駅 - 古江駅
- 鹿屋バスセンターが大隅半島のバス交通の拠点となっている。2006年11月に大隅交通ネットワークが事業縮小にに伴いバス路線の一部を廃止したなど、バス事情は悪化傾向にある。
- 県庁所在地の鹿児島市へは、隣の垂水市にある垂水港からフェリーで鹿児島湾を横断し鹿児島市の鴨池港へ向かうルートが最短で所要時間は最短で70分ほど(待ち時間なし)である。また、桜島フェリーを利用する(国道224号・220号経由)ルートもある。陸路では高速道路経由で2時間、一般道では3時間近く掛かり、隣県の県庁所在地である宮崎市(国道269号・10号経由)への所要時間と大差が無い。
- 空港は鹿児島空港が最寄。自家用車では国道504号経由で1時間30分ほど掛かる。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
2006年の合併前に各市町が独自で観光施設を設置していたため、連携が上手く行っていないのが現状である。
[編集] 観光
- 鹿屋航空基地資料館・・・旧日本海軍時代から現在の海上自衛隊に至るまでの歴史を展示。特攻隊に関する展示も豊富。入場無料。
- 霧島ヶ丘公園・・・錦江湾に面した丘陵地帯にあり、開聞岳や桜島の雄姿を楽しむことができる。広大な土地に日本屈指のバラ園、アスレチック、バンガロー等が備わっている(一部有料)。バラ園は1993年にオープンし、2006年4月25日に規模を大幅に拡大してリニューアルした。
- 国立大隅少年自然の家
- 大隅湖(高隈ダム)
- アジア・太平洋農村研修村
- 鳴之尾牧場
- 慰霊塔・・・串良町の平和公園と今坂町の小塚公園に特別攻撃隊員の慰霊のためにそれぞれ設置
- 輝北うわば公園
- 輝北天球館・・・旧輝北町は「星空日本一の町」とされていた
- アクアゾーンくしら(夏季営業・流水プール)
- 吾平山上陵・・・神武天皇の父母の陵墓と言われる
- 吾平自然公園 ウォーターパール館・・・旧吾平町として合併直前の2005年12月にオープン
- 九州自然歩道
- 県立大隅広域公園
- 吾平町鉄道資料館(旧大隅線吾平駅跡)
[編集] 祭事・催事
- かぎ引き祭り(2月)
- 棒踊り(3月)
- エアーメモリアルinかのや(4~5月)・・・鹿屋航空基地を中心に実施
- かのやばらまつり(5月、11月)・・・霧島ヶ丘公園で実施
- マリンフェスタinかのや(7月、海の日)
- 鹿屋夏祭り(7月下旬)・・・永年「馬鹿踊り」として親しまれていたが、2000年代に「曽の国火祭り」と名称が改まれた
- 納涼花火大会(7月下旬)・・・永年鹿屋航空基地で実施されていたが、近年では鹿屋商工会議所周辺から打ち上げられている。
- サンロード鹿屋駅伝大会(10月下旬)
- 農業まつり(11月下旬)
- 鹿屋市秋まつり(11月下旬)
[編集] 鹿屋市にゆかりのある有名人
※五十音順
[編集] 政治
[編集] 経済
[編集] 学術
[編集] 文化
- 有村肯弥(女優・演出家)
- 今掛勇(アニメーター)
- 井之上南岳(書家)
- 入佐美南子(洋画家)
- 大石英司(作家)
- 桂竹丸(落語家)
- 久保禎(作曲家)
- 芹川藍(女優・演出家)
- 鳥取政昭(洋画家・二科会評議員)
- 福元正實(作家)
- 吉見マサノヴ(作家)
- 和田勉(演出家)
[編集] 芸能
- 哀川翔(俳優)※出生地は徳島県
- 亀山つとむ(元プロ野球選手・タレント)
- 亀山忍(タレント)
- 国生さゆり(女優)
- 南州太郎(タレント)
- 豊丸(元AV女優)
- 達人 tatsuto(シンガーソングライター)
[編集] マスコミ
- 小原茂(アナウンサー・NHK東京アナウンス室)
- 末永安佳梨(アナウンサー・MBC南日本放送)※出生地は南さつま市
- 立元幸治(放送プロデューサー、元NHK局長)
- 蛭川雄二(アナウンサー・KYT鹿児島讀賣テレビ)
- 前原さとみ(パーソナリティ・おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク)
- 村川裕(アナウンサー・KKB鹿児島放送)
- 早稲田裕美子(MBCタレント)
[編集] スポーツ
- 郷原洋行(騎手・調教師)
- 柴田亜衣 (水泳選手)※福岡県生まれ、徳島県出身
- 錦洋幸治(関取・元前頭筆頭)
- 八代俊二(元WGPライダー、ジャーナリスト)
- 前田大和(プロ野球選手、阪神タイガース)
- 横峯さくら(プロゴルファー)
- 横峯良郎(ゴルフキャディー、実業家)
- 吉永正人(騎手・調教師)
- 幸英明(騎手)
[編集] その他
[編集] 市外局番
旧輝北町域の099(志布志MA、鹿児島市とは別区域)を除いて0994(鹿屋MA、錦江町・南大隅町とは別〔大根占〕区域)。旧鹿屋市域は30~31番・40~49番・51番、旧吾平町域は58番、旧串良町域は62番と63番、旧輝北町域は486番を市内局番として使用する。
[編集] 地上波放送
- 鹿屋市は南北に広大であり、地域により受信状況は大きく異なる。放送局名の後のチャンネルは鹿屋局又は通常受信されているものを表記した。地上デジタル放送は鹿屋中継局では2007年10月に開始の予定(鹿児島親局・宮崎親局が受信できれば2006年12月から視聴可能)
- 良好◎ 普通○ やや難△ 難×
- ※ラジオは夏場の昼間に受信出来る局のみ
[編集] テレビ放送
[編集] アナログ放送
鹿児島県の放送局をはじめ、大部分の地域では宮崎県の放送局も視聴可能。ただ、1994年のKYT開局(=4系列化)以後は宮崎局を向けたアンテナは減少傾向にある。
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- 鹿児島県
- NHK鹿児島放送局・G4ch、E2ch(◎-△)
- MBC南日本放送・6ch(◎-△)
- KTS鹿児島テレビ放送・33ch(◎-△)
- KKB鹿児島放送・31ch(◎-△)
- KYT鹿児島讀賣テレビ・25ch(◎-△)
錦江湾沿岸は鹿児島親局・指宿中継局、旧輝北町は志布志中継局・末吉中継局を受信。また、鹿屋市内の弱電界地域には鹿屋郷之原中継局(KYT除く)・鹿屋田淵中継局(KKB・KYT除く)・輝北中継局(NHKのみ)が設置されてある。
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- 宮崎県
串間中継局は志布志中継局を受信している場合、UMKのみ受信できることがある。(VHFは鹿児島本局と同一チャンネル。ちなみにUMKもデジタルのMBC鹿児島本局と同一チャンネル。)
[編集] デジタル放送
鹿児島局においては、錦江湾沿岸のみ公式のサービスエリアで、鹿児島放送では更に吾平町域の一部もサービスエリア内としている。宮崎局は旧輝北町の一部のみ公式のサービスエリア内である。鹿屋市中心部は2007年2月時点ではエリア外となり、実際にも各電器店の受信状況にあるように場所により視聴の可否は大きく左右される。
- ケーズデンキ鹿屋パワフル館 - 高隈山と宮崎にUHFアンテナが向けられている。宮崎4局受信
- ヤマダ電機鹿屋店 - 高隈山と宮崎にUHFアンテナが向けられているが受信不可
- ベスト電器鹿屋本店 - 高隈山向けUHFアンテナのみであるため受信不可
- セブンプラザ鹿屋マックス館 - 宮崎向けUHFアンテナが向けられている。宮崎4局受信
- セブンプラザ西原店 - 薩摩半島と高隈山にUHFアンテナが向けられている。鹿児島のうちKTS・KYTを除き受信可能
[編集] ラジオ放送
- AM
鹿児島県の放送局については大隅半島には中継局が無い為、霧島市の隼人送信所を受信する。2003年3月までMBCは鹿屋中継局(1062KHz・100w)を鹿屋市札元に設置していた。他県では宮崎局が公式のサービスエリア内であり、条件次第では熊本県・沖縄県・更には韓国済州島の放送も聴取することができる。
-
- 鹿児島県
-
- その他の県
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- 海外局
- 韓国KBS1・621KHz(△)
- FM
テレビ放送と同様に、鹿児島県の放送局を始め宮崎県の県域局も良好に聴取可能。条件次第では熊本県の放送局や宮崎県のコミュニティFM局も聴取可能。
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- 鹿児島県
- NHK-FM鹿児島放送局・84.1MHz(◎)
- μ-FMエフエム鹿児島・79.0MHz(◎)
錦江湾沿岸では鹿児島親局を受信、場所により阿久根・枕崎中継局も受信可。輝北町では姶良中継局(μFMのみ)・阿久根中継局の受信。NHK-FMは種子島中継局も受信でき、時期により名瀬中継局が届くこともある。
以上3局はおおすみ半島コミュニティ放送ネットワークの一員。同一放送でありいずれか1局が聴取できれば問題が無い。
- FRIENDS FM 762鹿児島シティエフエム・76.2MHz(○-×)
-
- その他の県
- NHK-FM宮崎放送局・86.2MHz(○)
- JOY-FMエフエム宮崎・83.2MHz(○)
- City FM764シティエフエム都城・76.4MHz(○-×)
- 宮崎サンシャインエフエム・76.1MHz(×)
- FMKエフエム熊本・77.4又は78.4MHz(×)
[編集] 外部リンク
- 鹿児島県鹿屋市Webサイト(公式)
- 鹿屋市ホームページ(旧鹿屋市)
- エアーメモリアルinかのや
- 鹿児島県の自治体
-
市部: 鹿児島市 | 鹿屋市 | 枕崎市 | 阿久根市 | 出水市 | 大口市 | 指宿市 | 西之表市 | 垂水市 | 薩摩川内市 | 日置市 | 曽於市 | 霧島市 | いちき串木野市 | 南さつま市 | 志布志市 | 奄美市 鹿児島郡: 三島村 | 十島村 揖宿郡: 頴娃町 川辺郡: 知覧町 | 川辺町 薩摩郡: さつま町 出水郡: 長島町 伊佐郡: 菱刈町 姶良郡: 加治木町 | 姶良町 | 蒲生町 | 湧水町 曽於郡: 大崎町 肝属郡: 東串良町 | 錦江町 | 南大隅町 | 肝付町 熊毛郡: 中種子町 | 南種子町 | 上屋久町 | 屋久町 大島郡: 大和村 | 宇検村 | 瀬戸内町 | 龍郷町 | 喜界町 | 徳之島町 | 天城町 | 伊仙町 | 和泊町 | 知名町 | 与論町
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