堀田正頌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堀田 正頌(ほった まさつぐ、1842年(天保13年) - 1896年(明治29年))は、下野国佐野藩の最後の藩主。堀田正衡の長男・堀田正修の長男。
父・正修が嘉永2年(1849年)に34歳で早世してしまったため、安政元年(1854年)に祖父が亡くなると、その後を継いで藩主となった。ただし、13歳という若さで藩主に就任したため、西村茂樹が補佐役となって、藩政を取り仕切っている。藩校・「観光館」を設立するなど、優れた政治手腕を見せている。
官位は従五位下、信濃守。明治維新後、佐野藩知事に任じられ、明治4年(1871年)の廃藩置県後は子爵となった。
|
|
|