天草諸島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天草諸島(あまくさしょとう)は、天草灘と有明海と八代海によって囲まれた諸島。
上島(かみしま)と下島(しもしま)を主島とする。下島は面積574.01km2であり、本州など4島を除く面積8位の島。
現在は鹿児島県に属する長島や獅子島を含む天草諸島全域が肥後とされていたが、戦国時代に島津忠兼が長島を攻め落とすと長島や獅子島などは島津氏の領地となった。 以来肥後の領主や熊本県の手に戻ることがなかったため、現在でも天草諸島は熊本県側と鹿児島県側の二つに分かれている。
長崎県の島原半島とともに雲仙天草国立公園に指定されている。九州本土の宇土半島から大矢野島を経て上島に至るルートに架かる天草五橋があり、夏は本土からの海水浴客などで混雑する。 また鹿児島県側である長島と九州本土の間には黒之瀬戸大橋が架かり、自動車での往来が可能である。
温暖な気候で、水産業、車エビなどの養殖業が盛ん。
目次 |
[編集] 主な島
[編集] 主な港湾
- 本渡港
- 棚底港
- 牛深港
- 鬼池港
- 松島港
- 大道港
- 蔵の元港
[編集] 関連
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 熊本県の島 | 鹿児島県の島 | 日本の地理関連のスタブ項目