宇田東植
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宇田東植(うだ とうしょく、1948年8月23日 - )は、昭和後期(1970年代-1980年代前半)のプロ野球選手。在日韓国人で韓国名は朱東植(チュ・ドンシク、주동식)。
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[編集] 来歴・人物
東京都出身。拓殖大学第一高校、中央大学、本田技研野球部を経て、1971年のドラフト4位指名にて東映フライヤーズに入団。デビュー当初から主に敗戦処理が中心だったが、1979年には先発投手として39試合に登板し、9勝3敗の成績を残した。
1982年に阪神タイガース移籍も1年で戦力外となり、1983年、韓国プロ野球リーグのヘテ・タイガースに移籍。その年は30試合登板、7勝7敗3セーブを上げて韓国シリーズ優勝に貢献した。1984年で現役引退。スローカーブが武器、シュートも投げる。
その後1989年から長年に渡って東京ケーブルネットワーク(テレビ埼玉・GAORAへ配給)のプロ野球・日本ハム戦(東京ドーム開催分)のレギュラー解説者を務めた。
[編集] 通算成績(日本プロ野球のみ)
- 171試合登板 16勝 19敗 防御率3.97