宮下駅
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宮下駅(みやしたえき)は、福島県いわき市小名浜宮下127-3にある福島臨海鉄道・福島臨海鉄道本線の貨物駅。かつては小名浜埠頭本線も接続していた。
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[編集] 駅概要
- 駅西側にある東邦亜鉛小名浜製錬所への専用線がある。そこでは、亜鉛精鉱、亜鉛焼鉱を扱っており、それらを輸送する安中駅への貨物列車(通称:安中貨物)が1日1往復運転されている。かつては濃硫酸も扱っており東北地方の工場へ輸送されていたが、2005年3月を以ってトラック輸送に転換され廃止になった。
- その他、日本化成小名浜工場への専用線もあったが、既に廃止されている。その専用線は工場内を経由し、隣の小名浜駅へ続いていた。
[編集] 駅周辺
- 藤原川
- 東邦亜鉛小名浜製錬所
- 小名浜製錬小名浜製錬所
- 日本化成小名浜工場
[編集] 歴史
- 1907年12月1日 鈴木藤三郎が小名浜馬車軌道の高山駅として開業。
- 1910年12月15日 鈴木藤三郎が小名浜馬車軌道を合資会社東商会に譲渡。
- 1918年8月30日 磐城海岸軌道が合資会社東商会を買収。
- 1939年10月16日 小名浜臨港鉄道に社名変更。
- 1941年6月 新線に切り替えにより移転、宮下駅に改称。
- 1967年4月1日 福島臨海鉄道に社名変更。
- 1970年6月1日 当駅~小名浜埠頭駅間開業。
- 1972年10月1日 旅客営業廃止。
- 2001年10月1日 当駅~小名浜埠頭間廃止。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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