富谷ジャンクション

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富谷ジャンクション（とみやじゃんくしょん・仮称）は、宮城県富谷町に予定されている東北自動車道と仙台北部道路（常磐自動車道）のジャンクションである。

[編集] 建設の効果

仙台北部道路が全線開通し、このジャンクションが開設されると、仙台都市圏環状自動車専用道路ネットワークが完成し、更なる国際交流・地域交流の発展が期待されている。

その一方、環状線となり、キセルの再発も懸念される。（環状区間は均一料金化する可能性もある）しかし、全線開通するころにはETCの普及がいっそう進むことから本線料金所の増設は不必要であるとの見方が強い。（現に山田本線料金所は現在廃止されている）

常磐自動車道が全線開通すると、たとえば東北道が事故で通行止めになったときに常磐道まわりで通行できるので、このジャンクションへの期待は大きい。

岩手県の北上盆地中部にある北上都市圏には、自動車工業などの内陸工業や流通業が集積している。内陸にあるこの地域の外港の役割は、物流インフラの整った京浜工業地帯の東京港・横浜港と、東北地方内の商業港の仙台港・秋田港・釜石港・八戸港が担ってきた。

岩手県は、完成自動車の移出・輸出における県内比重を高めるべく、釜石港の外港機能強化を行っている。まず、北上盆地と釜石市との間には仙人峠という自然障壁があるため、仙人峠道路（釜石自動車道）を開通させた。さらに、釜石港須賀地区を埋め立てて、積み込み前の完成自動車を置くスペースを造っている。

一方、北上盆地でつくられた完成自動車の移出・輸出を行っている仙台港にとって、釜石港機能強化は脅威となっており、仙台港への最短ルート早期完成を目指し、富谷JCT、仙台北部道路、仙台港ICの建設を開始した。

釜石港と仙台港のどちらが移出・輸出港の拠点となるかはメーカーの判断ではあるが、両港互いに譲らず競争をしており、仙台港にとって富谷JCTはその競争における生命線の1つとなっている。

この「富谷ジャンクション」は、道路に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。（交通CP/道路CP/道路PJ）