小雪
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小雪(しょうせつ)は二十四節気の1つ。11月22日ごろ。および、この日から大雪までの期間。
太陽黄経が240度のときで、僅かながら雪が降り始めるころ。十月中。『暦便覧』では、「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明している。
[編集] 七十二候
小雪の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 虹蔵不見(にじ かくれて みえず) : 虹を見かけなくなる(日本・中国)
- 次候
- 朔風払葉(きたかぜ このはを はらう) : 北風が木の葉を払い除ける(日本)
- 天気上勝地気下降(てんき じょうとうし ちき かこうす) : 天地の寒暖が逆になる(中国)
- 末候
- 橘始黄(たちばな はじめて きばむ) : 橘の葉が黄葉し始める(日本)
- 閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす) : 天地の気が塞がって冬となる(中国)