白露
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白露(はくろ)は二十四節気の1つ。9月8日ごろ。およびこの日から秋分までの期間。
太陽黄経が165度のときで、大気が冷えて来て、露ができはじめるころ。八月節。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」と説明している。
[編集] 七十二候
白露の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 草露白(そうろ しろし) : 草に降りた露が白く光る(日本)
- 鴻雁来(こうがん きたる) : 雁が飛来し始める(中国)
- 次候
- 鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める(日本)
- 玄鳥帰(げんちょう かえる) : 燕が南へ帰って行く(中国)
- 末候
- 玄鳥去(げんちょう さる) : 燕が南へ帰って行く(日本)
- 羣鳥養羞(ぐんちょう しゅうを やしなう) : 多くの鳥が食べ物を蓄える(中国)