尚金福王
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尚 金福王(しょう きんぷくおう、1398年 - 1453年)は、琉球王国の第一尚氏王統・第5代国王(在位1449年 - 1453年)。第4代琉球国王。 尚巴志王の子、尚忠王の弟。
1451年に明からの冊封使を迎えるため、国場川・安里川の河口の湾に散在する島の一つであり浮島と呼ばれていた小さな港の那覇を中国人の懐機に命じて「長虹堤」と呼ばれる長さ1km に及ぶ堤道を建設させて沖縄本島の安里川側で首里と繋いだ。
1453年に尚金福王が55歳で死去すると、息子の志魯と弟の布里が王位をめぐって内乱(志魯・布里の乱)が起きた。
琉球国王(一覧) | ||||||||||||||||||
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舜天王統 | 舜天 - 舜馬順煕 - 義本 | 英祖王統 | 英祖 - 大成 - 英慈 - 玉城 - 西威 | |||||||||||||||
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第一尚氏王統 | 尚思紹王 - 尚巴志王 - 尚忠王 - 尚思達王 - 尚金福王 - 尚泰久王 - 尚徳王 | |||||||||||||||||
第二尚氏王統 | 尚円王 - 尚宣威王 - 尚真王 - 尚清王 - 尚元王 - 尚永王 - 尚寧王 - 尚豊王 - 尚賢王 - 尚質王 - 尚貞王 - 尚益王 - 尚敬王 - 尚穆王 - 尚温王 - 尚成王 - 尚灝王 - 尚育王 - 尚泰王 |
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