山田郡 (尾張国)
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山田郡(やまだぐん)とは、戦国時代まで尾張国にかつて存在した郡である。
尾張国北東部に位置し、東は三国山(美濃国との境)、北は玉野川(庄内川)、南は境川(三河国との境)が郡境と伝えられており、、現在の、名古屋市北区、西区、名東区、守山区、小牧市、春日井市、瀬戸市、尾張旭市、北名古屋市、西春日井郡豊山町、愛知郡長久手町、東郷町一帯と推測される。
[編集] 歴史
山田郡が分割された時期は、はっきりしていない。1496年(明応5年)の文献には山田郡の名は記載されているが、1524年(大永4年)の文献には山田郡の名は記載されていないこと、太閤検地では山田郡は記載されていない事から、16世紀初頭の1500年頃には消滅したと推測される。